
「日本三大がっかり名所」夏の旅行計画に加えるのもアリ?
夏が近づいてきました。
今年の夏はどこに旅行に行こうか、考え始めている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本には、「日本三大がっかり名所※」と呼ばれる観光地があります。
札幌の時計台
札幌の時計台は札幌市中央区にあり、重要文化財に指定されています。
正式名称は「旧札幌農学校演武場」と言いますが、現在は「札幌の時計台」として親しまれています。
現在は高層ビルに阻まれ、鐘の音は時計台周辺でしか聞こえない状況ですが、市内の小学校などでは時刻によって録音された鐘の音を鳴らしているようです。
ちなみに、時計台をモチーフにした非公式のゆるキャラ「とっけ」もいます。
日本三大がっかり名所とか揶揄されがちな札幌の時計台だけど純粋に建築としては結構好き pic.twitter.com/oVOoaiKzo5
— Shichiro (@pakuriman) June 7, 2022
高知のはりまや橋
2つ目は高知のはりまや橋です。
はりまや橋は高知市の中心部にある長さ約20mの橋です。
「土佐の高知のはりまや橋で,坊さんかんざし買うを見た」と、よさこい節の歌詞にも出てきます。
また、2009年6月には映画「The Harimaya Bridge -はりまや橋- 」も公開されました。
周辺には、はりまや橋を中心に東西南北に伸びる路面電車、はりまや橋観光バスターミナル、はりまや橋商店街などがあります。
1時間おきによさこい節のメロディーに合わせて、よさこいの踊り子、高知城、はりまや橋、桂浜が登場するからくり時計なども見られます。
【はりまや橋(高知県)】
江戸時代に、高知の豪商・播磨屋と櫃屋が互いの往来のために架けた橋が最初で、よさこい節にも歌われる純信・お馬の恋物語で知られます。
一方、現在の橋はコンクリート製で、復元された朱塗りの橋も短いことから「日本三大がっかり名所」といわれます。◆新宮?室戸岬旅 pic.twitter.com/ulrOASAIQq
— 旅に出よう (@6Twe9s1Z9CuUxSY) May 20, 2022
京都タワー
3つ目は京都タワーです。
京都タワーは京都府京都市下京区にある塔で、京阪グループの京阪ホテルズ&リゾーツが運営しています。
台座となっている京都タワービルを含めた高さは131メートルあります。
外観について、タワー部はミルキーホワイト色を基調としており、タワービル部には京都駅からJR東福寺駅を経由して祇園・清水方面への利用を促す広告などが設置されています。
タワー内では、ビアガーデンやバーベキューの楽しめるレストランがあるほか、お土産を買えるショップもあります。
【京都タワー】
今回はドリーム号の為、いつもの八条口のバス停ではなく烏丸口のバス停。バスの窓から見えるのは『たわわちゃん』こと京都タワー。え?日本三大がっかり名所の1つ(諸説あり)ですと!?
この昭和的な美しい輝きがわからぬか!!#日本の車窓から#夜景 pic.twitter.com/TvM75cr93R— JIN@たびびと (@JIN_ebosi) July 31, 2019
公式のゆるキャラとして「たわわちゃん」というものもあります。
なお、6月1日は「たわわちゃん」お誕生日であり、ハッピー・バースデーイベントが開催されました。
この夏、海や山などに行くのもいいですが、あえてがっかり名所を訪れてみるのもいいのではないでしょうか。