「クイーン」の元ボーカル 故フレディ・マーキュリーの愛車がオークションに出品! 気になる落札価格は?
英国のバンド、クイーンのボーカルで、いまもなお絶大な人気を誇る故フレディ・マーキュリーが10年以上所有していたロールス・ロイス「シルバー・シャドー」。
2022年11月5日にロンドンで開催されたRMサザビーズ・オークションに出品されました。
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1974年製ロールス・ロイス「シルバー・シャドー」 相場の約10倍で落札
RMサザビーズ社が2022年11月5日に英国ロンドンで開催したオークションに、かつてフレディ・マーキュリーが所有していた1974年製ロールス・ロイス「Silver Shadow(シルバー・シャドー)」が出品され、28万6250ポンド(日本円で約4800万円)で落札されました。
その収益金は全額、ウクライナで支援を提供するために設立された慈善団体であるスーパーヒューマンズ センターに寄付されます。
間違いなく、ベストはミック・ジャガーだ。それに近いのがフレディ・マーキュリー。それ以前のロッカーでならチャック・ベリーにもちろん、エルヴィス。コールドプレイも好きだよ。クリスは好きだ(自分にとっての最高のフロントマンについて)
— ロジャー・ダルトリーbot (@R_Daltrey_bot) November 14, 2022
フレディが亡くなるまで所有
フレディ・マーキュリーはイギリスのロックバンド「Queen(クイーン)」のボーカリストで、1991年にHIV感染合併症によるニューモシスチス肺炎により、45歳で亡くなっています。
今回RMサザビーズに出品された1974年製ロールス・ロイス シルバー・シャドーは、フレディが1979年から亡くなるまで所有していたものといいます。
ブルーのインテリアにシルバー チャリスで仕上げられたこのシルバー・シャドーは、1974年6月に英国で初めて登録されました。
フレディ・マーキュリーは運転免許証を取得したという記録が残っていないため、フレディ自身がこのクルマを運転した可能性は低いですが、オークションに出品されるこのシルバー・シャドーは、クイーンがいまもファンを魅了する有名な曲の多くが制作された全盛期に、フレディが移動のために乗っていたことがわかります。
愛なんて僕にはロシアン・ルーレットみたいなものさ。
誰も本当の僕など愛してはくれない。
みんな僕の名声、僕のスターダムの全てと恋に落ちてるだけなんだ。
フレディ・マーキュリー(クイーン)— ロック・ミュージシャン名言集 (@rocknaikikata) November 14, 2022
フレディのサインも
クルマに付随するのは、さまざまな請求書、そしてフレディのサインが入った履歴ファイルです。
不思議なことに、そのファイルの多くは、フレディの元パトナーで、ロールス・ロイスの維持を手伝ったメアリー・オースティン氏の名前が記載されているといいます。
クイーンの長年のバンドマネージャーであるジム・ビーチ氏からのファイルにある手紙は、このクルマがフレディ・マーキュリーが所有していたことを証明しています.
ビーチ氏は、1991年11月にマーキュリーが亡くなった後も、シルバー・シャドーはロックスターの妹であるカシミラ・クックさんが運転し、その後2003年にフレディ・マーキュリー財団からこのクルマを買い取ったとコメントしています。
このロールス・ロイスは、2013年に委託先のオーナーがオークションで購入するまで、クックさんと彼女のパートナーによって長年に渡って楽しまれてきました。
ちなみに、1974年製ロールス・ロイス「シルバー・シャドー」の英国での現在の相場は、2万ポンドから3万ポンド(日本円で336万円から504万円)だといいます。
フレディ・マーキュリー描いてみました
ライブエイドの時のパフォーマンスは最高だった
他のバンドをを圧倒していた
AIDSになって命懸けのステージだったから観る人を感動させた
才能ある人は早死が多いよな pic.twitter.com/B0iouu0Utl— マジっとマット (@majtmat) November 13, 2022
ネットの声
「フレディがウェンブリーに乗って行ったやつ。メアリー、マイアミ、カシミラと、錚々たるメンバー、すごいソースですね。
336万円から504万円とのことですが、これは一般的な価格であって、フレディのシルバーシャドウがその値段ということではないですよね? 念のため。」「安いのか高いのか分からないですね。」
「ボヘミアンラプソディのオープニングシーンに出てきてたね」