永遠の若大将…加山雄三にも極貧時代があった!?

加山雄三「最終的に17億」の借金生活は「働いちゃ、返す」と振り返る

歌手の加山雄三(85)が7月15日、文化放送「くにまる食堂」(月~金曜前11・00)にゲスト出演。

今年限りでコンサート活動からの引退を決めた加山がこれまでの芸能生活を振り返りました。

芸能界入りは反対されていた

加山の芸能界入りについて「親父は反対していたんだ」と父で俳優の上原謙から当初、反対されたものの東宝のプロデューサーから誘われ「俺、やるよ」と芸能界入りを決断。

すると、上原が「自分がまいた種は自分で刈り取る。その精神でやるんだったらやってもいいって」と最終的に認めてくれたと明かした。

負債17億円を10年で完済

「若大将シリーズ」が大ヒットし、スターの座に登り詰めたものの地元、神奈川県茅ヶ崎市に開業したホテルが倒産。

加山も会社に名を連ねていたことから負債を背負い

「パシフィック(ホテル)の負債は23億って言われたよね。結局、最終的に17億、返済をし終わったよ。10年かかった。10年で完全に終わった。そういう返済の仕方をした奴は世の中いないって」

と10年で17億の借金を完済したと振り返っていました。

卵1個を夫婦で分ける極貧生活

「どうやって完済したかって、働いた。それこそ食い扶持だけ残して、あと全部返す。働いちゃ返す。ある時は本当に卵1個しかない、1日ね。ご飯を卵1個かきまぜて夫婦で分けてよ、しょうがないんだもん。苦労したね。人間は練って練って練りまくったら、いいところいくね最終的に。俺はそう思うよ」

と働いてはお金を返す極貧生活を続け、10年間で返し終わったと懐かしんでいました。

ネットの声

「加山雄三氏が度々語っておられる借金問題についていつも疑問に感じるんだけど、「倒産法人の連帯保証人になっておらず、単に役員に名前を連ねていただけでは倒産法人の借金を加山氏が返す法的義務は無いのでは?」ということ。
義務は無いのは分かりつつ男気だけで返済したのなら大したものだと思うし、それがあったからこそ今の加山氏があるのではないかと思う。」

「華やかだったと思う。パシフィックホテルもその一つだった。1番上のレストランで家族で食事をしたのを思い出します。その後スキー場の経営失敗や船火事など、、この方の持ったオーラが深刻さを感じさせないのは凄い。昨今自然災害などで大変な方に前向きに応援される方は多いが、この人の言葉は強いと感じる。だから今まで第一線で活躍出来た要因だと思う。」

「まったくリアル世代ではないが、子供の頃から「若大将シリーズ」が大好きでもう何度観たことか。この映画の素晴らしいところはコミカルなハリウッド映画の如く、暗さを微塵も感じさせないところにある。
しかもそんな映画でありながら1作目が戦後わずか16年後の公開と云うから驚く。時の日本はまだまだ戦後のどさくさが至るところに残っていた時代に、これほど陽気で明るい映画を作ったことはじつに秀逸だった。
戦争に疲れ切った国民に愉しさをもたらす娯楽的な名作だったと思う。

日本が生んだ3大ムービーアクターと云えば、自分的には石原裕次郎さん、高倉健さん、そして加山雄三さんのように思う。そしていまもなお現役で活動されているのは加山雄三さんだけになってしまいました。
この方がいるシーンはどんな場所だろうが明るくなるのはやはり加山さんならでは。いつまでもお元気にご活躍されることを「若大将シリーズ」のいちファンとして願っています。」

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