20年前に撤退したけど…思えばいすゞのクルマは名車が多かったよね

20年前に撤退した「いすゞの乗用車」はいまだ大人気! 

ディーラーもないけど中古で買ったら修理やメンテはどうなる??

2002年に個国の乗用車販売を終了

1993年に小型乗用車の開発・生産を終了し、2002年にはSUVを含むすべての乗用車の国内での販売を終了したいすゞ自動車。

現在はバスやトラックといった商用車に注力しており、「運ぶを支える」自動車メーカーとして、日本のみならず世界中の物流を支えるメーカーとして活躍しています。

そんないすゞですが、今でも過去に販売していた乗用車やSUVモデルのファンは少なくなく、中古車市場にもジェミニやピアッツァ、ビークロスといったいすゞを代表する多くの車両が流通しているのを見ることができます。

いすゞの乗用車ってまだ普通に維持できるの?

そこでひとつ気になるのが、これらのいすゞの乗用車を購入したとして、購入後のメンテナンスはどうなるのかという点です。

一般的なオイル交換などの消耗品の交換程度であれば、街のカー用品店や小規模な修理工場でも対応してくれると思いますが、大掛かりな修理などが必要となってしまったときに乗用車ディーラーを持たないいすゞ車はどうしたらいいのでしょうか。

まず真っ先に思いつくのが、旧車やいすゞ車を中心とした車種を得意としている専門店の存在でしょう。

ネットで「いすゞ専門店」と入力すれば、名の知れたショップがヒットします。

そういったところであれば長年蓄積されたノウハウや部品の在庫、場合によっては部品取り車なども確保しているケースが多いでしょう。

万が一のときにも心強い存在と言えます。

ただし、専門店はどこにでもあるわけではなく、場合によっては家からかなり離れた場所にしか専門店がないというケースもあります。

ドライブがてら日ごろのメンテナンスをお願いする、というのであればいいかもしれませんが、トラブルが発生してしまった際には遠いということがネックになることもあります。

オススメはいすゞのサービスセンター

そんなとき、オススメしたいのがいすゞのサービスセンターです。

基本的にはバスやトラックの整備がメインとなるいすゞサービスセンターですが、じつは現在でも乗用車のメンテナンスも受け付けているのです。

普段は大型車が中心であるため、飛び込みで入るには勇気がいるかもしれませんが、事前に電話などで問い合わせておけば、しっかり出迎えてくれるでしょう。

また、いすゞは比較的古いクルマでも部品の供給がなされていることもあって、そこまで肩肘を張らなくても維持しやすいメーカーのひとつとも言えます。

もちろん旧車であるからそれなりのメンテナンスや部品探しなどは必要となるでしょうが、いすゞ車が気になっている人は近くの専門店かいすゞのサービスセンターに問い合わせてみてはどうでしょうか。

ネットの声

「普通に近くのいすゞディーラーに行けば問題なし。いすゞディーラーがなければ民間の整備工場でもOK。要するにいすゞだからどうのという問題ではないということ。古い車や販売台数が少ない車は部品の確保などアフターがちょっと大変なのはいすゞに限った話ではない。」

「2年前までビッグホーンに乗ってました。一般的なカーディーラーの様に出迎えてはくれませんし、屋内展示車両もお洒落なテーブルもありませんが、勇気を出して扉を開けて、近くのスタッフに要件を言えば、小型車担当のカウンターに案内されてコーヒーも出してくれます(笑)。
複数台持ちなので借りたことはありませんが、一応乗用車の代車も用意されてます。
一見さんはかなり敷居が高いでしょうけど、いすゞ車のパーツなんて量販店ではほぼ入手不可なので、いずれいつかは通らざるを得ない道です。大丈夫。すぐに慣れますから(笑)」

「街の遊撃手、JT190イルムシャーRを新車から乗っています。もともといすゞの車は固いですから大きなメカトラブルは経験していません。パワステ、コンプレッサーの油漏れに悩ませられながら今も現役です。補修部品はほとんど手に入りませんが、まあ何とかなるものです。これより古いベレットや117クーペの方がパーツが出るという不思議な現象があります。」

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