迷惑でしかない…ウクライナに千羽鶴

堀江貴文、ウクライナに千羽鶴送る日本人を猛批判 「善意押しつけの象徴」「お金を送りなさい」

実業家の堀江貴文さんが2022年4月20日、自身のYouTubeチャンネルに公開した動画で、ロシアによる侵攻を受けているウクライナに千羽鶴を送る行為に疑問を呈しました。

「迷惑でしかない」

千羽鶴をめぐっては、ひろゆきさんが16日にツイッターで、ウクライナ国旗と同じ青と黄色の千羽鶴を同国大使館に送る予定の施設を取り上げたニュースを紹介しながら

「千羽鶴とか『無駄な行為をして、良い事をした気分になるのは恥ずかしい事である。』というのをそろそろ理解して貰いたいと思ってるのは、おいらだけですかね?」と批判しました。

この発言を受けて、メンタリストのDaiGoさんが「ひろゆきさんの言う通り、ウクライナに折り鶴送るは狂気」とツイートしたほか、賛否両論が起こっているのです。

善意の押しつけ

堀江さんは20日、「ウクライナへ千羽鶴を送るな/北海道侵攻が起こる可能性はあるのか解説します」と題して公開した動画の中で、「日本人によくある善意押し付け行動である千羽鶴のウクライナ国旗バージョンが作られたということで、迷惑でしかない」とバッサリ。

続けて、「『私たちの気持ちを届けたい』みたいな。じゃあ、気持ちだけ届けさせればいいのに。何なら、金をくれっていう感じだと思う」と言い、

「ウクライナの人は『これ、もらってどうするよ』となる。だって、めちゃくちゃ捨てづらいじゃないですか、善意の押しつけだから。『相手の気持ち考えろよ』みたいな」と斬り捨てたのです。

なんならお金を

そして、「まぁ、日本人によくいるちょっと頭の弱い善意の押しつけ方の象徴だと思いますけど、ぜひやめていただきたい」と堀江さん。

「なんなら『お金を送りなさい』と。それが一番相手が使いやすいです」と説き、「これまでも震災とか色々なことがあった時に善意の押し売りをする人がいますけど、募金を募って送ってあげるのが一番いい支援の方法だと思います」と私見を述べていました。

ネットの声

「本当にその通り。なのに、何故か一定数の気持ちが大切な人々がいるんだよな。いつ死ぬかわからない。食料も少なく、お金がなければ手にも入らない。そんな状況でも、そういう人々は『自分なら嬉しい』と思うんだろう。だったら、千羽鶴が嬉しくない自分はその横で『お金』や『食料』をもらいたい。もし、それを羨ましいと思うなら千羽鶴派をやめて現実を見た方がいい。それでも、千羽鶴を支持する心の綺麗な人は多数いるんだろうな。もしもの時はぜひそれを貫いてほしい。食料は必要な方に与えればいい。」

「千羽鶴折るのはいいと思う。あれは千羽折る事で祈願する意図だったはず。その気持ちまで批判するのは良くない。ただ、震災や高校野球でも言われていたけど、千羽鶴貰っても困るのは事実。だから、千羽鶴を折って平和祈願したら、お寺なり神社なりに奉納すればいい。それが本来の姿。わざわざ相手方に送りつける必要はない。千羽鶴を折って平和を祈りたい気持ちと、相手方への負担を考えたら、この辺が落とし所だと思うけどな。」

「反省して取りやめた人も多いし、もう追随して批判するのはいいんじゃないかな。「善意の押し付け」まで言わずとも、「有事には実用性の高いものがいい」とだけ言えばいいと思います。発案していたのはお年寄りの方が多いようで、昔は被災地等に千羽鶴というのは「アリアリ」だったんでしょう。だから、従来通りの発想をしてしまったんだと思う。まあ、仮に地震で家がめちゃくちゃになっている時に千羽鶴を持ってこられても困るでしょってことなんですけど、経験者じゃないとなかなか分からないんでしょうね。ただ、今回、強く批判されたことで、考えを改めた人も多いんじゃないのかな。」

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