
HONDA クラブマン(正式にはGB250クラブマン)は、クラシックな雰囲気と扱いやすい250cc単気筒を両立した“英国テイストのライトロードスポーツ”です。
登場は1983年12月、最終モデルは1997年1月発売まで生産が続いたロングセラーで、年式ごとに小変更を重ねながら熟成されていきました。
空冷DOHC単気筒(RFVC系)ならではの鼓動感と、細身の車体・低めのシート高で、街乗りからゆったりツーリングまで気負わず楽しめるのが魅力です。
見た目はクラシカルでも、6速ミッションや前後の足回りバランスが素直で、初めての“趣味バイク”としても選ばれやすい一台です。
純正の雰囲気を活かして乗るのはもちろん、カフェレーサー風に軽く手を入れて「自分のクラブマン」に仕立てる楽しみもあります。
中古市場では状態差が大きいので、購入時は整備履歴や消耗品、キャブや電装の状態を丁寧に見て選ぶのが安心です。
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どんなバイク?
GB250クラブマンは、1960年代のロードレーサーを思わせる伝統的スタイルを現代(当時)流にまとめた“単気筒ロードスポーツ”として設計されています。
細身のタンク、アップライト過ぎないハンドル、そして座って落ち着くシート周りのレイアウトは、見た目の美しさと日常での扱いやすさが両立しているのがポイントです。
1989年前後の変更でタンク形状などが変わり、以降はさらに雰囲気が洗練され、女性人気も高まったと言われています。
エンジンは空冷4スト単気筒249ccで、回して気持ちいい性格。
最高出力は30PS/9000rpmと、250単気筒として十分にスポーティで、軽快に回る回転感が持ち味です。
車体は全長2090mm・ホイールベース1355mmと取り回しが良く、街中の低速域でも扱いに困りにくいサイズ感。
大排気量のような絶対的パワーではなく、速度域を問わず“乗っている時間そのもの”を楽しめるタイプのバイクなので、ゆったり流すツーリングや、景色の良い道を選んで走るスタイルと相性が抜群です。
YouTube動画(日本語):
クラブマンのインプレッション
走り出してまず感じるのは、車体の軽さと素直さです。
ハンドルの切れ込みが自然で、交差点や細い道でも“気を遣わずに曲がれる”感覚があります。
単気筒らしい鼓動はしっかりあるのに、必要以上に荒々しくなく、回転を上げていくと気持ちよく伸びていくタイプ。
加速は鋭さよりもスムーズさが印象的で、6速を活かして流すとエンジンの回り方が心地よく、つい遠回りしたくなります。
ポジションは前傾がきつ過ぎず、上体が楽。長時間乗っても疲れにくい一方で、ワインディングでは車体が軽快に向きを変えるので“乗って楽しい”要素もあります。
ブレーキやサスは現代基準では穏やかですが、急かされるようなキャラクターではないので、クラブマンの世界観にはむしろ合っています。
注意点としては、年式が古い個体が多く、キャブの調子や電装、ゴム部品、チェーン・スプロケなどコンディション差が走りに直結します。
購入後は「整えるほどに良くなる」伸びしろが大きいので、結果的に愛着が湧きやすい一台です。
YouTube動画(日本語):
クラブマンのスペック

| 全長×全幅×全高 | 2090×685×1035mm |
|---|---|
| ホイールベース | 1355mm |
| 最低地上高 | 155mm |
| シート高 | 755mm |
| 車両重量 | 146kg |
| エンジン | 空冷4スト単気筒 249cc(DOHC/4バルブ) |
| 最高出力 | 30PS / 9000rpm |
| 最大トルク | 2.5kgf・m / 7500rpm |
| 燃料供給 | キャブレター |
| 変速機 | 6速 |
| 燃料タンク容量 | 15L |
みんなのインプレッション
『見た目がとにかく渋い。止めて眺めている時間も楽しいバイク。』
『単気筒の鼓動が心地よくて、のんびり流すツーリングが最高。』
『軽くて取り回しが良いから、街乗りでも疲れにくい。』
『回すと意外と気持ちよく伸びる。6速があるのも嬉しい。』
『速さより雰囲気重視。自分のペースで走るのが似合う。』
『古いからこそ整備は大事。調子が出ると乗り味が変わる。』
『カスタムの自由度が高い。カフェ風にしても純正でも絵になる。』
『シート高が高すぎず、体格を選びにくいのが助かる。』

