99歳の最期までペンを握り続けた著者の遺作となる、自伝的な掌篇小説集。
――そうか、もう、あっちにいるのか。
この飛行機は、棲み馴れたあの世から、これから生きていくこの世に着いたということか――。
飛行機であの世へ到着したという設定の「星座のひとつ」。
④『あこがれ』瀬戸内寂聴https://t.co/ZIw8TWolQc
姉への深い想いを綴る「はらから」。異国の船へ思いを馳せる「赤い靴」など、瀬戸内寂聴がハアちゃんと呼ばれた子どもの頃の記憶を描く、17篇収録の珠玉の作品集。#本日発売 #お薦め本 pic.twitter.com/PDTy0aqAKe— Bird Graphics (@birdgraphics) September 29, 2022
ハアちゃんと呼ばれた子どもの頃にまだ見ぬ町や人に憧れた記憶を描いた表題作など17篇。
99歳で大往生した著者の最後の小説集。
|