伝説のフィギュアスケーターの真の姿とは?
日本のフィギュアスケーターなら誰もが目指す憧れの舞台、全日本フィギュア選手権。
さらに、今回の大会はオリンピックの出場権がかかる、とても重要な試合。
そんな大切な試合の直前、男子ショートプログラムの2日前に、男子レジェンドスケーターが忽然と消えた。
「ショートの試合の前には必ず戻りますから、探さないでください」という書き置きを残して……・。
レジェンドスケーターが全日本フィギュアを前に失踪!?
そこから物語はスタートする。試合のジャッジ、フィギュアを報道するアナウンサー、選手の身体をケアするトレーナー、選手にとって一番近い存在の母親、そして振付師。
それぞれの目線から、彼について、そして今回の事件についての考察が始まる。
次々とその波紋は広がっていき、それぞれの心に彼の姿、彼への想い、そして、新たな絆といえる感情が生まれていく。
立場は違えど、共通するのは彼への熱い気持ち。
また、「推し」をもつファンの心情も描かれる。
そして、渦中の彼の行方は……。
主役を支える人々のお仕事小説でもあり、人間ドラマでもあり、成長物語でもある。読後爽快な、スポーツエンタテイメント小説です。
2月4日頃発売の「跳べ、栄光のクワド」(小学館文庫)の見本が届きました。四年ぶりのスケート小説です。北京五輪に間に合いました?? 天才スケーターの失踪の謎と、彼を支える人たちの物語。今回は表紙がなんと!あの槇村さとるさん。巻末に9ページのイラストエッセイも。そちらもぜひお楽しみに。 pic.twitter.com/pUUHVQxpgT
— 碧野 圭 (@aonokei) January 27, 2022
【おすすめ情報】
ずっとフィギュアスケートファンである著者が、長年のフィギュアスケートへの想いの集大成として書き下ろした渾身の作品です。
とかくスケーターばかりに目が行きますが、実はその周囲には彼、彼女を支える多くの存在がある。
その方々が自分の役割をまっとうしてこそ、スケーターは輝ける。
そんな、フィギュアスケーターのチームスポーツ的側面に目を向け、それぞれが語る、というスタイルで、今までにないフィギュア小説が誕生しました。
装画と、巻末の解説原稿は、フィギュアスケートマンガのレジェンド、槇村さとる先生!こちらも、見逃せません!
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