夏日狂想 窪美澄 (著) 新潮社 (2022/9/29) 1,980円

私は「男たちの夢」より自分の夢を叶えたかった、「書く」という夢を――。

女は、男たちのように芸術に関わってはいけないのだろうか、芸術を生み出すこともできないのだろうか?

大正から戦後の昭和にかけて、詩人、作家、評論家……さまざまな文学者たちとの激しい恋の果てに、互いに傷つけ合いつつも礼子がついに掴んだものは――。

時代に抗いながら創造する女を描き出した新たな代表作の誕生。


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