悪意の科学 サイモン・マッカーシー=ジョーンズ (著), プレシ南日子 (翻訳) インターシフト (2023/1/24) 2,420円

嫌がらせ、意地悪・・人間の心の闇にひそむ悪意は、なぜ進化し社会を動かしているのか?

悪意の起源から驚きの効用まで、人間観をくつがえす傑作

人間関係、ビジネス、政治、SNS、神話、文学、テロ、宗教・・・

具体例をもとに、悪意の力を解き明かす。

・悪意はなぜ失われずに進化してきたか?
・悪意をもたらす遺伝子、脳の仕組みとは?
・なぜ自分に危害が及んでも意地悪をするのか?
・善良な人まで引きずり下ろそうとするわけ
・「共感」は人間が本来持っている性質か?
・悪意と罰の起源とは?
・悪意にはどのような効用・利点があるか?
・悪意をコントロールするには?

脳科学・心理学・遺伝学・人類学・ゲーム理論などの最新成果を駆使して、まったく新しい人間観が示される。

★ニューヨークタイムズ激賞ーー「挑戦的で奥深く、しかも楽しめる!」

★「実に驚くべき洞察だ!」ーーデビッド・ロブソン『The Intelligence Trap』著者

★「人間の社会行動における必読書」
ーーパトリック・フォーバー(タフツ大学、生物哲学・准教授)

::著者:: サイモン・マッカーシー=ジョーンズ
ダブリン大学トリニティ・カレッジの臨床心理学と神経心理学の准教授。
さまざまな心理現象について研究を進めている。幻覚症状研究の世界的権威。
『ニューサイエンティスト』『ニューズウィーク』『ハフポスト』など多数メディアに寄稿。
ウェブサイト『The Conversation』に発表した論評は100万回以上閲覧されている。

::訳者:: プレシ南日子
翻訳家。訳書は、アレックス・バーザ『狂気の科学者たち』、
サンドラ・アーモット&サム・ワン『最新脳科学で読み解く0歳からの子育て』、
ジャクソン・ギャラクシー&ミケル・デルガード『ジャクソン・ギャラクシーの猫を幸せにする飼い方』ほか多数。

::目次::

はじめに・・人間は4つの顔をもつ
第1章・・たとえ損しても意地悪をしたくなる
第2章・・支配に抗する悪意
第3章・・他者を支配するための悪意
第4章・・悪意と罰が進化したわけ
第5章・・理性に逆らっても自由でありたい
第6章・・悪意は政治を動かす
第7章・・神聖な価値と悪意
おわりに・・悪意をコントロールする


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