ぼくはなにいろ 黒田小暑 (著) 小学館 (2023/1/17) 1,760円

あなたは生きていい。

著者渾身の人間賛歌!

交通事故で体に傷を負って以来、人目を避け孤独に生きてきた祥司は、行きつけの居酒屋で一人の女性に出会う。

祥司には眩しいほどに快活に見えた千尋だったが、人に言えないトラウマを抱えていた。

スクラッチの宝くじを削ることだけを生きがいに、父親の文具店を手伝う孝志朗。

文具店の試し書きノートで絵を描き続ける、不登校の絵美。

文章で学校の様子を絵美に伝える、口がきけない少年。

心を閉ざした若者たちの繊細な人間関係を描き、読む者すべての人生を肯定する大傑作。

デビュー作『まったく、青くない』では、生々しい青春をリアルに描き、本読みYouTuberが絶賛して話題になりました。

あれから3年、ついに完成した今作には、ジャングルポケットの斉藤慎二さんと作家の町田そのこさんが推薦コメントを寄せてくださいました。

書籍の帯を、ぜひご覧ください!


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