先に尽きるのは家康の寿命か、豊臣家の命脈か。
まったく新しい「家康像」を描き出した本格歴史小説!
時は「大坂の陣」の数年前――。
いまだ盤石でない徳川幕府を案じる老齢の家康は、二代将軍である息子・秀忠を揺るぎない天下人にするための体制づくりを急いでいた。
【リツイート希望】本日(12/14)『#一睡の夢_家康と淀殿』が発売されます。最新の研究成果を駆使し、家康と淀殿の視点から、関ヶ原の戦い後から大坂の陣までを描いた大作です。「結果が分かっていても面白い」歴史小説の真髄を味わって下さい。関ヶ原の戦いを描いた『#天下大乱』の続編的位置づけです。 pic.twitter.com/IvwJdP84qC
— 伊東潤@人間発電所 (@jun_ito_info) December 13, 2022
一方、豊臣家の威信凋落を肌身で感じる淀殿は、愛息・秀頼の復権に向けた効果的な打開策を見つけられず、焦燥感を募らせていた。
宿命と因縁に翻弄され、矜持と野心の狭間で揺れ動く二人は、やがて雌雄を決する最期の戦いに、それぞれ活路を見出そうとするが……。
父であるが故の、母であるが故の苦悩と喜び。親が子に寄せる想いが時代を動かす――。
己の「死」の先に見出そうとした「希望」とはいったい何だったのか?
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