一睡の夢 家康と淀殿 伊東潤 (著) 幻冬舎 (2022/12/14) 2,090円

先に尽きるのは家康の寿命か、豊臣家の命脈か。

まったく新しい「家康像」を描き出した本格歴史小説!

時は「大坂の陣」の数年前――。

いまだ盤石でない徳川幕府を案じる老齢の家康は、二代将軍である息子・秀忠を揺るぎない天下人にするための体制づくりを急いでいた。

一方、豊臣家の威信凋落を肌身で感じる淀殿は、愛息・秀頼の復権に向けた効果的な打開策を見つけられず、焦燥感を募らせていた。

宿命と因縁に翻弄され、矜持と野心の狭間で揺れ動く二人は、やがて雌雄を決する最期の戦いに、それぞれ活路を見出そうとするが……。

父であるが故の、母であるが故の苦悩と喜び。親が子に寄せる想いが時代を動かす――。

己の「死」の先に見出そうとした「希望」とはいったい何だったのか?


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事