白光 朝井まかて (著)) 文藝春秋 (2024/3/6) 1,056円

明治13年にロシアに留学しイコンを学ぶ。

一途さゆえ周囲と衝突し芸術と信仰のはざまでもがきながら生きた女性を描く感動長編。

「ニコライ堂が建設される過程や絵画の得意な若い日本人女性が当時の帝政ロシアに留学して、古いロシア正教のしきたりの中で聖像画家となっていく過程、正教会、ロシア人神父、女学校などの世界が面白い。主人公の聖像画家として集中していく心の成長もよく描かれている。正教への興味、ロシアの風土、教育システムなど面白く読みました。」

「歴史のなかにこんなすごい女性がいた!それを発掘して目の前によみがえらせた作者もすごい。読みごたえありました。」

「無茶で一途で嫌われもの、生きてる自分でも自分が幸せだなんて実感もない、、、
でも彼女の中に至福の時がある。私には到底できないそんな生き方に、少し胸のすくような、羨ましさで一気に読みました。」

「「明治の世にて、私も開化いたしたく候」
実在した日本初の聖像画家 山下りんの生涯。明治期の女性の身でありながら、工部美術学校へ入学し、その後ロシアへと留学。何という探究心。我の強さが鼻につく場面もあるが、それも画業への一途さゆえ。」


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