結局、腸が9割 名医が教える「腸」最強の健康法 川本徹 (著) アスコム (2022/6/28) 1,595円

突然ですが、クイズです。

腸で作られ全身に運ばれる「体にいいもの」とは一体何でしょう?次の3つの中から選んでください。

1全身の健康に欠かせないビタミン類
2ウイルスや菌をやっつける免疫物質
3心を明るくするホルモン

実は、1~3はすべて正解です。

最近の医学の進歩で、腸の役割が多岐にわたることが分かってきました。

著者の川村徹医師は「数ある健康法の中でも『腸を整える』ことが最も重要」と語ります。

なぜなら、腸が体全体の健康の『要所』だからです。

特に、ウイルスや細菌などの「体に悪いもの」を体に入れないようにする防衛ラインが「腸」なのです。

このラインが突破されると、血液を通じて全身に「体に悪いもの」が運ばれてしまいます。

そのため、腸が原因となる病気・症状はこんなに多いのです。

うつ、認知症
感染症、アレルギー、花粉症、肥満、糖尿病、高血圧、動脈硬化
肌あれ、疲労、むくみ、不眠、腰痛、体臭
小腸炎、大腸炎、大腸がん、便秘、下痢

『全身の健康の9割は腸と関係している』と言っても、言い過ぎではないと思います。

長生きの秘訣は、腸にあるのです。

では、どうすれば腸が元気になると思いますか?

「ヨーグルトを食べているから大丈夫」
「私は、朝はいつも納豆ご飯です」

こう言う方、たくさんいますが実はそれ、思っているほど意味がないのです。

なぜなら、ヨーグルトの菌のほとんどが胃酸で死んでしまいます。

納豆の菌は生きて腸まで届きますが、その後、私たちの腸で善玉菌として活躍してくれるのかというと残念ながらそうではありません。

どちらの菌も、1~2日で便として排出されてしまいます。
(※菌の死骸が善玉菌のエサになるので、まったく無意味ではありません)

大事なのは、食物繊維を摂ることと、もう一つ。

意外に知られていない重要なポイントが「超動きがいい腸」にすることなのです。

腸がよく動けば、腸粘膜からムチンという液体が出て善玉菌が増えるので、腸内環境が良好になるのです。

日本人の腸活で「動きのいい腸を作る」ことは意外に見落とされてきた点です。

本書では、「超動きがいい腸」にする方法を食事、運動の両面からご紹介しています。

腸元気体操
腸クリーニングスープ

ぜひ、本書を通じて「健康」「長生き」を手に入れてください。

「なんとなく腸活によさそうなものを食べて満足してましたが、これからは意識を変えて腸を大事にしています!」


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