月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ 吉永南央(著) 文藝春秋 (2021/10/8) 1,760円

コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む杉浦草は、秋のある日、道端で「たすけて」と書かれたメモを拾う。

折しも紅雲町では女子中学生が行方不明中。

メモと関連づけ、誘拐・監禁を視野に警察も動き出すが、直後に少女は家出とわかる。

そして、無関係なメモの件は放置される。

腑に落ちないお草は周辺をあたり、独居の老女が自宅で倒れているのを発見、救助する。

ところが数日後、留守のはずの老女宅に人の気配を感じて――。

親の介護や「8050問題」に悩む人びとに、お草さんの甘いだけではなく厳しさも伴う言動は響くのか。

人気シリーズ第9弾!


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