雲上の巨人 ジャイアント馬場 門馬忠雄(著) 文藝春秋 (2021/10/20) 1,870円

僕たちは、馬場さんが好きで好きで、たまらなかった……。

プロレス界のレジェンドを誰よりも知る男の、35年にわたる涙と笑いの回想録。

ジャイアント馬場が没して二十余年。

最古参プロレスジャーナリストが振り返る、昭和の「巨人」と伴走した遥かなる日々。

【著者略歴】
門馬忠雄(もんま・ただお)
1938年(昭和13年)、福島県相馬市生まれ。
62年、東京スポーツ新聞社に入社。
入社3年めからプロレス担当となり、年間200日は出張取材に赴いていたという。
86年に退社し、プロレス評論家となる。
以来、「Sports Graphic Number」などで活躍。
93年に脳梗塞で倒れるが、リハビリ後、執筆活動を続ける。
同じ歳のジャイアント馬場との交流は、35年に及んだ。

【目次】
第一章 「ジャイアント馬場」のできるまで
第二章 ドロップキックが時代を変えた
第三章 全日本プロレスのボスとして
第四章 多芸多才の人
第五章 巡業の旅は、東へ西へ
第六章 強き妻・馬場元子さん
第七章 いまは、懐かしい人たち
第八章 さようなら、馬場さん

「馬場さん行きつけのキャピタル東急ホテル内レストラン「オリガミ」での様子が3回登場する。そこには馬場さん専用のソファがあったのだそうだ。この「オリガミ」で、筆者はウィスキーダブルをかけつけ3杯飲まされている。一度でいいから、僕も、その秘密サロンに参加して馬場さんの言葉を聞きたかった。”名物のアップルパンケーキ”をほうばり、馬場さんの多彩な趣味やアメリカ遠征の思い出と、何でもいいから耳を傾けたかったところ。」


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