ギタンジャリ・ラオ STEMで未来は変えられる ギタンジャリ・ラオ(著)、堀越英美(著) くもん出版 (2021/9/22) 1,650円

2020年、米TIME誌初の「Kid of the Year」を受賞した15歳の科学者、ギタンジャリ・ラオ初の本格的自著!

STEM(Science, Technology, Engineering, Mathmatics)分野の知識技術を活用し、自らのアイデアを具現化して実社会の問題解決に挑む“イノベーション”を誰もが実現できる5ステップのプロセスとして伝授。

強い意思を持ち、失敗にめげずプロセスを根気強くたどればかつて存在もしなかった新たな問題に支配された世界を10代の若者が確実に変えていけることを、具体的なヒントや情報満載で示します。

誰かの役に立つこと、自分らしさや生きがいについて考えはじめた10代のあなたへ、未来を創りだそうとする子どもたちを応援したい教育者、親世代へ。

著者について
2005年生まれ。早期鉛検出装置「ティティス」の発明で「アメリカで最も優れた若き科学者」に選出され、EPA(米国環境保護庁)の大統領賞を受賞。遺伝子工学を利用した鎮痛薬オピオイド依存症の早期診断装置「エピオーネ」や、AIと自然言語処理を利用したいじめ防止サービス「カインドリー」の発明者でもある。2019年に「フォーブスが選ぶ科学界の30歳未満の30人」、タイム誌の「最も優れた若きイノベーター」に選出。イノベーション、および世界中で実施するSTEMワークショップが過去2年間で4大陸の3万5千人の学生にインスピレーションを与えたとして、2020年にはタイム誌初の「キッド・オブ・ザ・イヤー(今年の子ども)」に選ばれた。セッションでは、自身のイノベーションのプロセスを、世界中の学生たちが使えるように伝えている。TEDスピーカーとしての経験も豊富で、グローバルなフォーラムや企業のフォーラムで、イノベーションとSTEMの重要性について発表している。

「結論からいうと、とても実践的で良い本だなと思った。具体的な課題の発見法や解決方法などについて、非常に丁寧に解説されている。構成や論理の組み立て方も素晴らしいし、納得のいくものだった。あと文章のレベルも高い。
著者はまだ10代半ばだが、この年齢で、著者にとっての外国語である日本語のikigai(生きがい)について深い考察をしている点とかを見ても、おそらくかなり聡明な人なんだろうなと思う。
社会変革に興味のある人はぜひ読んでみるべき。お子さんがいる方はプレゼントしてもよいだろう。」

「自分で課題設定から調査、解決案作成、プロトタイピングと発表まで行う方法が書いてあります。子供向けに書いてありますが、プロダクトマネージャとか新事業とかをやる大人にも役立つ内容です。」


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