カストロと共にキューバ革命を成し遂げたチェ・ゲバラ。
彼の若き日の紀行『モーターサイクル・ダイアリーズ』に記された旅の軌跡を辿り、革命家ゲバラの原点を探す旅に出た著者。
実は、この旅にはもう一つの狙いがあった。
南米でマッチングアプリを使って、著者の人生のパートナーを見つけることだった。
果たして著者は結婚という自らの“革命”を成し遂げることができるのか?
「ゲバラ×婚活」という奇抜な旅の顛末記。
【目次】
プロローグ
1.コルドバ
ゲバラ┼婚活の旅、始まる。
2.ロサリオ
ゲバラが生まれた町で、初めてのデート
3.ブエノスアイレス
ゲバラの母校と、卒業生とのマッチング
4.ネコチェア~バリローチェ
それぞれの、いくつかの「旅の理由」
5.バルディビア~サンティアゴ
特別移動許可証に翻弄される日々
6.バルパライソ~チュキカマタ
素晴らしい景観の街と、天使の裏切り
7.タクナ~プーノ
ペルー入国、喘息は治ったのに高山病
8.クスコ~リマ
女性化学者の憐みの視線と、元社長の投資勧誘
9.イキトス~サンパブロ?ボコダ
暑い地の熱い女性と、わがままな銀行員と
10.ベネズエラ
旅路の終着地で、ラストマッチング
エピローグ
あとがき
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