「敵は、先入観だよ」学力も運動もそこそこの小学6年生の僕は、転校生の安斎から、突然ある作戦を持ちかけられる。
カンニングから始まったその計画は、クラスメイトや担任の先生を巻き込んで、予想外の結末を迎える。
はたして逆転劇なるか!?
表題作ほか、「スロウではない」「非オプティマス」など、世界をひっくり返す無上の全5編を収録。
最高の読後感を約束する、第33回柴田錬三郎賞受賞作。
品切れ中かもしれない話題の本を買いに?
するとそこで、伊坂幸太郎先生のサイン付き「逆ソクラテス」を見つけた!Lucky&Happy?#伊坂幸太郎#世界でいちばん透きとおった物語 pic.twitter.com/sm1Mc6UT5w— おかゆ?? (@Yuccas4) June 23, 2023
「子供だった頃の自分に教えてあげたい本。でも正直、小学生でここまで悟れるか?とも思ったけど、まあ、お話ですし、それこそ先入観。どの話もおもしろかったです。読む価値は充分ある。特に頭の硬くなった大人が読むべき。少しはほぐれるかも。小学校高学年くらいなら読める字の大きさです。」
「最近の本で、小学生高学年?中学生のもの、1番おすすめしたいです。いつも恋愛ものとかばかり読んでいる中学生の娘も一気に読んでいました。読書感想文も書きやすそうだなと思います。」
「伊坂幸太郎さんの勧善懲悪の世界観が好きです。必ずしもそうとは限らない現実世界でせめて小説の中ではそうあって欲しいと思ってしまいます。結局最後は真面目で人が勝つ。私に子供ができたら同じように教えていきたいです。そういえばあの時何かを察した子供たちが咄嗟に缶のペンケースを落とさなかったら…先生は紙袋から何を取り出して一体どんなことが起きていたのか気になります。とても読みやすい作品でした。」
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