「この人を待っていた。」-養老孟司-
透明感のある文章に魂が洗われる日本版「センス・オブ・ワンダー」誕生!
かつてレイチェル・カーソンが「沈黙の春」を予言した。
2019年、ミツバチのいない養蜂家になった著者が、ニホンミツバチとの暮らしを軸に、自然と寄り添うべき暮らしの姿を自身を 通して模索する。
郷土の芸能、季節の営みなども織り交ぜた春夏秋冬をめぐる物語的エッセイ。
小さな生きものたちとの暮らしを通じて得た「わたしは何も知らない」とは。
蜂をめぐ る自然と郷土の暮らしの物語。養老孟司氏との対談を収録。
<目次>
○ニホンミツバチの世界
○春 厳しい越冬/希望と旅立ちの春/ニホンミツバチが気に入る物件作りと分蜂/ノア
○夏 夏のミツバチ/夏の郡上/美しいワサビ田のお話/お米づくりと昆虫の暮らし/年に一度の採蜜/ミツバチの優れた集団防衛/天敵/ヘボ獲りの話/ニホンミツバチとの 出会い/それぞれの暮らし、生きる姿
○秋・冬 台風/白鳥神社のお祭り/晩秋のコケ採り/冬のしろとり
○再び、春 ノアとの別れ/それでも春は来る
○セイヨウミツバチとニホンミツバチ
○バイオフィリア対談 養老孟司×西村玲子 自然の力を得て生きる
○養老先生へ
本日、シシ七十二候・西村玲子の「ハチのいない蜂飼い」発売日です。
ご予約くださったみなさま、ありがとうございます。そして今朝、今年の蚕たちが孵化しました。生まれたばかりの蚕たちは、だいたい桑の葉の裏面にひっついてます。
上下逆にしても変わらず。ふしぎです。#蚕#エッセイ pic.twitter.com/gAsQ1zzbjJ— シシ七十二候 (@rsthecollabora5) July 20, 2022
著者について
西村玲子
1999年から郡上市白鳥町で小さな洋菓子店を共同経営。2007年よりニホンミツバチとの暮らしを始め、商品の背景、ストーリーを大切にする商品作りに取り組む。
2016年、 自然と寄り添う暮らしを模索するブランド「シシ七十二候」スタート。
白鳥町に暮らし、冬期湛水によるお米作りなど、小さな生き物や土壌細菌、植物プランクトンなどの力によ る農業を試行錯誤しながら、主にその恵みを使った商品をウェブショップなどで展開。
2020年『Biophilia,No.0 / バイオフィリア第0侯』(私家版)を著す。 シシ七十二候
【新刊】『ハチのいない蜂飼い』西村玲子(山と渓谷社)小さないきものたちは、淡々と生きる姿を見せてくれる。岐阜県郡上市で小さな洋菓子店を経営する著者が、ニホンミツバチとの暮らしや、それを取り巻く自然のお話を綴る。養老孟司との対談も収録。 pic.twitter.com/suuSBYIMlI
— くまざわ書店武蔵小金井北口店 (@musako_n) July 22, 2022
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