発達障害サバイバルガイド「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47 借金玉 (著) ダイヤモンド社 (2020/7/30)

ADHD当事者である著者が、発達障害・グレーゾーンを抱えながらもどうにか「食っていく」ための生活術を紹介。

  • 「片づけられない」
  • 「マルチタスクが無理」
  • 「不眠がヤバい」
  • 「在宅ワークでサボり癖がある」
  • 「二次障害のうつがつらい」

など、発達障害・グレーゾーンのあらゆる困りごとを全て網羅。

どれも著者自身が34年間の「どん底人生」から試行錯誤の末に手に入れたメソッドのため「圧倒的解像度」で、悩みが解決します。

イラスト入り、具体的な道具も紹介!

世界一意識が低くて、世界一役立つ決定版の1冊です。

———-「はじめに」より抜粋———————
みんながあたりまえにやれていることがうまくやれない。
人生がまるでうまくいかない。
僕は若い頃、漠然とそう感じていました。
いつも部屋の中はめちゃくちゃでした。
出かけようと思っても、アイロンのかかったシャツも
清潔な靴下の一足もなく、かばんの中からは大事な書類がいつも消失しました。
電気やガスはしばしば止まり、住民税の滞納金を何度も払いました。
朝は起きられず、よりは眠れず、いつも何かに追い立てられるような
焦燥感を感じていた気がします。

かつて発達障害と診断されたとき、僕の生活におけるさまざまな問題が
発生する理由について、深く納得できました。
「なるほど、そういうことだったのか!」という感動を今でも覚えています。
しかし、それがわかったところで「問題」は相変わらず存在し続けていました。

今のところ発達障害を「治す」のはあまり現実的ではありません。
となれば、障害を抱えたまま人生をうまくやっていくためのノウハウを
つくり出していく以外に、結局のところ選べる道はないのです。

この本には一人の発達障害者としての僕が、少しでもまともな生活を
手に入れるために重ねてきた工夫を
みなさんと分かち合いたいという気持ちがこめられています。
————————————————

「ここのレビューまで読んで買うかどうか悩んでいる人は即買うべし。必ず役に立つ。間違いない。
とにかくこの本は即効性がある。全ての提案に説得力と納得感があり、行動にうつす気が湧いてくる。すぐに試せるし、コストもそんなにかからない。
発達障害とまでいかなくても、あれやこれやで日々生きにくさを感じている人には救済となるはずだ。
御同類各位に強くオススメしたい。」

「題名と装丁が胡散臭そうでしたが冒険しました。(すみません)
結論、面白かった。片付けの根本原因が、こΟΟりさんと異次元にあると感じてたので興味がわいたのですが、本当に異次元でした。
印象に残ったのは、思い込みを捨てて環境にコストをかけるです。現在の環境や時間に振り回されている人にも参考になると思います。
ハードルが低くて現実味があります。
心と体は別物。限界は意識なく突然来ます。
借金玉さんだからかけた本ですね。
借金玉さん優しいです。
早く借りてるものが終わりますように。」

「「はじめに」の前に書かれていた3行が指示す頁に読み進むと、斜に構えていた気持ちがコペルニクス的転回で晴れていきます。借金玉さんはやっぱり凄い人です。「…まあ、仕方ないから試してみるか」(P314)これでいいのだ?」


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