恥ずかしい人たち 中川淳一郎(著) 新潮社 (2020/8/19)

どういう神経? 今日もまた「恥ずかしい人」が増殖中!

態度がエラそう過ぎるオッサン、成功者なのに不満ばかりのコメンテーター、

言い訳する能力も欠けた政治家、勝手な〝義憤〟に駆られた「リベラル」と「保守」。

その醜態はネットで拡散され、一般市民は日々呆れ、タメ息をつく。それでも反省しない、

恥ずかしさに気づけない者どもをどう考えればいいか。

時に実名を挙げ、時に自らを省みながら綴った「壮絶にダメな大人」図鑑。

「凸凹が激しいです。「リベラル」vs「保守」の的を射た捉え方には拍手したくなりますが、「居酒屋オフィス」など破綻しているものも散見されます。ネットニュース編集者であった当事者に「お前が言うな」と言ってしまえばお終いですが、マスコミ報道やネットニュースの醜さは何とかならないものでしょうか。何気に掲載年を数えてみたら、2020年17、2019年20、2018年15、2017年10、2016年1なのはこれ如何に。」

「他人を見下す偉そうなオヤジ、不満ばかり言うテレビコメンテーター、言い訳ばかりの政治家、自己の主義主張を絶対視するリベラルと左翼・・・本当に世の中は「恥ずかしい人たち」に満ち溢れている。
そうしたギスギスした日本社会についてありのままの持論を展開したこの本、決して面白くはなかったが、筆者の言わんとしていることは十分に伝わった。
この不寛容な時代をどう生きればいいのか?そのヒントを得たような気がした。」


(クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事