相手のことを「否定しない」という習慣術
「よく人間関係でトラブルになる」
「部下が成長してくれない」
「すぐに子どもを怒ったり責めたりしてしまう」
といったことはありませんか。
部下や上司、同僚や友人、親・子ども……など人間関係が良好な人ほど幸せ度が高いと言われています。
実際、対人関係が良好でない状態だと、どれだけ好きな職種についていても、どれだけお金を持っていたとしても「幸福感」を感じられないというデータもあります。
そして、そんな対人関係を良くする方法として、「褒める」「肯定する」といったことが取り上げられます。
部下や子どもを成長させたいと思う人であれば、ここに「叱る」という選択肢もあるかもしれません。
しかし、「褒める」「肯定する」「叱る」といった方法以上に、効果的かつ、簡単に人間関係を良くする方法があります。
それが「相手のことを否定しない」ということです。
誰かを意識的に「褒める」といったことをする必要はありません。
いい関係をつくる上で大切なのは、「安心感」です。
この安心感は、「褒められる」「肯定される」といったことでは作られません。
・何を言っても否定されない
・話を向き合って聞いてくれる
・ミスや失敗を責められない
といった「否定されない」ことで生まれてくるのです。
逆を言えば、いつも人間関係でトラブルを抱えたり、お互いがお互いに信頼できる関係を作れない人は無意識に「相手の否定をしている可能性」が高いのです。
・相手の話を聞かない、話を奪う
・ミスをしたら失敗を責める
・相手の意見や考えを頭から否定する
・相手の相談に真剣に向き合わない
これらは全部否定です。
あなたがもし、人間関係を良くしたい、信頼関係をつくるコミュニケーション力を身に着けたいと思っているのであれば、
「否定しない習慣」を手に入れましょう。
本書では、プロのコーチが使っている「否定しないコミュニケーション技術」と そのコミュニケーションの習慣化についてまとめた一冊です。
人間関係をよくしたい、誰かといい関係を築きたい、いい関係をつくるコミュニケーションを身に着けたいという方にオススメです。
「言い方ひとつで相手への伝わり方が違うということはわかっていてもなかなか直せないので、そんな自分への戒めのために購入しました。無意識に相手を否定してしまっている可能性もあるということが書いてあり、言葉はほんと難しいなと思いました。日常生活でも書いてあることを活かせたらいいなと思いながら読み進めているところです。」
「前半の観点としては良かったと思います。後半の実例や行動の起こし方については「それでどうやって課題解決に向かうか?」が練り込み不足に感じました。」
「常日頃から、否定しない様に心がけてますが…どうしても否定してしまいます。
しっかり傾聴出来る様に内容を有効に使って行きます。」
今朝の読売新聞に、否定しない習慣(フォレスト出版)の広告が掲載されました
ベストセラー7万部突破の文字が誇らしい(^^)
必要としている人の目に留まりますように#否定しない習慣 pic.twitter.com/ySVIGjsJjZ
— 林健太郎 / リーダー育成家 (@youleadicoach) July 19, 2023
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