発達障害は才能に変えられる!
生きづらさを抱えるあなたに読んでほしい。
自分には生きている価値がない――そんな悩みを抱える人たちへ。
発達障害は一見して「障害」とは分かりにくく、
周囲の理解を得づらいため、生きづらさを抱えてしまうのです。
発達障害グレーゾーンの特性をIT分野で活かし経営者となった著者が、障害を才能に変え、自分の居場所を見つけるためのヒントを教えます。
「発達障害でIT社長の僕」齋藤秀一
国語だけはできるが勉強は全然できない著者が、転職の果てにパソコンショップで働きだす。そこで著者の良さが一気に覚醒し、パソコンブームの波もあり、みるみるうちにすごい業績を叩き出すように。→ pic.twitter.com/FfDULVJfeK— 下道トコトコの会 (@shitatoko) December 9, 2022
【目次】
はじめに
1 学校にも社会にも居場所がない。
発達障害の生きづらさ
2 「人と違うことはすばらしい!」
父の一言で、“障害”が“才能”に変わると気づく
3 「自分と同じ境遇の人を助けたい!」
発達障害児を支援するIT会社を設立
4 発達障害児支援施設向け運営管理システムを開発。
業界トップシェアを達成
5 農業×ITへの挑戦。
発達障害者が活躍できる場をつくる
6 “障害”は“才能”に変えられる
発達障害だから、IT社長になれた
おわりに
齋藤秀一さんの『発達障害でIT社長の僕』(幻冬舎)、読了。
細かいことはこの本に興味を持たれた方がそれぞれ感じられるだろうから省くが、30ページに書いてある通り、特別支援学級が高校以上には設置されていない点については、僕も前々から思うところがある。
それについてはまたいつか。 pic.twitter.com/Qxw1s6ER2H— うしじまくん (@rsnonaka) November 8, 2021
著者について
◆ 齋藤 秀一(さいとう しゅういち)
株式会社ネットアーツ 代表取締役
株式会社まなぶ 取締役会長
株式会社ココトモファーム 代表取締役
不登校だった少年時代を過ごし、社会人になってからは自分の居場所を見つけられず転職を繰り返すも、
自身の特性が特技になることに気づき2001年にITシステム開発会社の株式会社ネットアーツを創業。
「創造無限 人への念いが創造の源になる」を経営理念に掲げ、全国1500以上の児童発達支援・放課後等デイサービス事業者に施設運営システムHUGを提供。
さらに2015年には株式会社まなぶを設立し、愛知県西尾市で放課後等デイサービスココトモを5施設、2019年6月には愛知県名古屋市で就労移行支援ココトモカレッジを開設・運営。
こうしたITと障害者支援の自社ノウハウを活かし、2019年9月愛知県犬山市に農福連携のための農業法人“株式会社ココトモファーム”を設立する。
「ココでトモだちになろう」をテーマに人と人がつながる農業を実践。
農業×福祉×ITという仕組みで、これまで縦割り行政で生じていた壁を越え、生きづらさを抱える人たちが制度に依存せず自立でき、生きがいを感じられる働き方ができる社会に向けた活動を行っている。
「発達障害グレーゾーンの著者が、自分の居場所を見つけて福祉・農業・ITの分野で起業を行っているというお話です。今後も著者は、新たな問題解決を事業によって実現されていくのでしょう。」
「著者ご本人が発達障がいグレーゾーンでありながら苦しいご経験を乗り越えられ社会人として居場所を確保されているお姿は大変ご立派と感じられます。発達障がい者の働く一例となっています。
また、HUGを開発されたことは児童デイサービスの事業所運営に大きく良い影響です。」「自分がわからなくなり、精神的にまいっているときに出会いました。自分と重なるところも多く、同じような体験も多く大変感動しました。この本に出会えて良かったです。」
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