北欧こじらせ日記 週末北欧部chika (著) 世界文化社 (2022/2/18) 1,540円

寄り道だらけの人生で見つけた夢は、フィンランドで寿司職人?

オールカラー・全編書下ろしコミックエッセイ!

・大人気SNSアカウント「週末北欧部」の書下ろしコミックエッセイ。
・大好きなものにまっすぐな著者の生き方に、ファン急増中!

北欧好きだけでなく、キャリアや生き方に悩む人にぴったり。

・北欧好きや雑貨好きにうれしい、糸綴じ製本でおしゃれな装丁。

北欧好きをこじらせた会社員が、寄り道だらけの人生で見つけた、自分だけの夢の道。

それはまさかの…フィンランドで、寿司職人?

「あの日フィンランドに出会っていなかったら、きっと私の人生は、全然別のものになっていたと思う」

北欧の魅力にとりつかれ、通うこと12年。移住のために、会社員生活のかたわら寿司職人の修業を開始。
モットーは「とりあえずやってみる」。

そんなこじらせライフを、全編書下ろしのコミックエッセイにまとめました。

人生を、夢を、自分らしく全力で楽しむ姿に「読むと元気になる! 」「ほっこりした」と大反響。

フィンランドのおすすめの場所や、日本で楽しむ北欧ライフのコツをまとめたコラムもたっぷり。

第1章 はじめてのフィンランド
第2章 北欧こじらせキャリア
第3章 週末北欧部
第4章 フィンランドに恋をして

コラム おすすめスポット、旅行費用、フィンランドでの友人作り、旅の準備、キャリアの考え方…など

「ツイッターでフィンランドで寿司職人になるべく頑張っている投稿を見て購入しました。北欧で暮らした日々のエッセイや、ツイッターで見た寿司職人の修業のあれこれが載っていることを期待しましたが、3分の1くらいは作者さんの人生訓というか、意識高い系の就活、夢は夢だと諦めない!スキルアップスキルアップ!みたいな、ビジネス書のような内容が続きました。癒しを求めて買いましたが、ちょっと私には合わなかったです。現地のお店のデータたくさん載ってましたけど、果たしてコロナ禍の後にどれだけ参考になるのか…時期的なものもあるでしょうが、コロナに関してはほとんど記述がなかったですね。全ページ色が付いていてカラフル、装丁が特殊?で本がバラバラになりそうでちょっと怖かったです。2巻が夏に発売されるそうで、寿司職人のくだりを読みたい人はそちらを買った方がたくさん読める気がします。」

「北欧の生活を楽しめるのは当たり前ですが、キャリア形成の考え方についても学べる本。
筆者が目指すフィンランドでの寿司屋開業に向けて奮闘する中で得られた知見やキャリア形成について書かれている。
その中のフィランド人の考え方であり、日本にもあることわざの「雄弁は銀、沈黙は金」を実践してその良さを痛感しているからこそフィンランド人の満足度は高いのだと感じた。

何をしたらいいのかわからない時代だからこそ色々まずはやってみることが大切なのだと感じた。
個人的にフィンランド人は夏休みを1ヶ月とってコテージで「何もしないことをする」ということに感銘を受けた。
皆さんもこの本を読んでスマホやPCを目の前に置くのではなく、湖の桟橋に椅子を置いてぼんやりと眺めたらきっと人生の大切なものに気付けるはず。
人生の大切なものは目の前のPCやスマホでは調べられません。自分の中に蓄積されているものだとこの本に教えられました。」

「著者の人柄が見えてくるようなとても暖かな気持ちになれる本でした。
疲れてる心に沁みるとても良い本と出会えて嬉しいです。

少し気になったのはコラムの部分です。
著者の漫画に比べて構成が甘いというか…文字の重なりや行間の空き方、写真の並べ方なども気になります。
どちらかというと素人が作成したチラシなどに近い…恐らく写真を置いて原稿を流し込むだけの、とてもシンプルな作りでした。
ここのデザインだけでも外注しても良かったのでは?もしくは、アマチュアな雰囲気を残した素朴な形も狙いでしょうか?
「フィンランドの家庭で愛されているもの」のコーナーでのゲラの重なりは私なら校閲で赤字を入れてしまうのでどうしても気になりました…。
読んでいてそんなところで現実に引き戻されつつも、チカさんの挑戦を応援したくなるとてもよい本でした。
次の本も楽しみにしています。」


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