居場所は“心”にある 上柳昌彦と仲間たち (著) 扶桑社 (2023/11/30) 1,540円

名物パーソナリティの拠り所はみんなにとっての居場所になっていた

【あさぼらけ】:朝、ほのぼのと明るくなるころ。

毎週月~金曜日、ニッポン放送朝の代名詞となっているラジオ番組『上柳昌彦 あさぼらけ』。

“AM4:30”という「深夜のような早朝のような時間」からはじまるこの番組に、年齢性別を問わず多くのリスナーが集まってきています。

ある人は「ラジオの向こうにも、今起きている人がいると思えるだけで救われる気持ちになる」と言います。

きっとそれだけではない、あけゆく朝の“ここ”には何かがあると思うんです。

パーソナリティの上柳昌彦、番組スタッフ、リスナーみんなのこれまでを振り返り、番組の誕生秘話から、日々の放送で生まれた物語、人気コーナー「あけの語りびと」の特別編などから番組の心に近づいていきます。

2022年に上柳昌彦を突然襲った闘病生活から復帰までの想い、今まで語られてこなかった母との別れについても本人が語ってくれました。

(「目次」より)
1章  あさぼらけが始まった日
2章  今日も今日とて、放送日和です
3章  リスナーの朝、それぞれの朝
4章  みんなで闘った病気のこと
5章  母もリスナーだった私たちのラジオ

「久々にあったかい気持ちになりました。構成もよくサクサク読めました。満足する一冊 ありがとうございました。」

「ラジオパーソナリティー 上柳昌彦さんの早朝番組から生まれたエッセイ。
リスナーの皆さんの声が聞こえます。」

「毎朝、出勤前ギリギリまであさぼらけを拝聴いたしております。上ちゃんのまわりには素晴らしい仲間たちがいらして幸せですね。私もリスナーとしてそのはしっこの一員になれたらいいなと思いました。」


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