郊外の団地で一人暮らしをしていた姑が、突然亡くなった。
嫁の望登子は業者に頼むと高くつくからと自力で遺品整理を始める。
だが、「安物買いの銭失い」の姑を甘く見ていた。
至る所にぎっしり詰め込まれた物、物、物。
あまりの多さに愕然とし、夫を駆り出すもまるで役に立たない。
無駄を溜め込む癖を恨めしく思う望登子だが、徐々に姑の知らなかった顔が見えてきて……。
誰もが直面する”人生の後始末”をユーモラスに描く長編小説。
1人旅のおともに空港で慌てて買った本がこれ
「姑の遺品整理は迷惑です」渋すぎ~??
飛行機の中で、ニヤニヤしながら読んでました??#読書 pic.twitter.com/EhWWfLQaF1— Takemicchi34 (@takemicchi34) December 24, 2022
「面白い。遺品整理の大変さがよ~くわかります。自分も今から断捨離しなくては、と、実感しました。」
「垣谷美雨さんの本は今の私(55歳)の現状に、ピッタリ。姑、実母も 家には家財その他で溢れかえっている。今、それを片付け無ければならない現状に至ってる。自戒の念も込めて考えさせられる。」
「身近にある社会問題を明るく、面白く提起してくれて、この作家の作品はいつも楽しませて貰っています。」
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