五・七・五で伝わる母の味 一食一句 佐倉海桜(著) 幻冬舎 (2018/12/18)

母がつくる料理はおいしくて愛情たっぷりだったことを覚えている。

戦後の食糧難の時代でも工夫を凝らしていろんな料理をふるまっていたらしい。

そんな母は正岡子規の俳句を詠むのが好きで、子どものころはよく聞いていた。

母が亡くなって数年後、今度は自分が母となり家族に「母の味」をふるまう。

そこで気づいたのは、「母の味」を再現するには風情が必要ということだった。

ふっくらお米の炊き方からおいしい出汁の取り方など基礎のところから、

お弁当、絶品煮込みハンバーグまで時短メニュー、副菜、メイン料理、昔ながらの献立やみんなが大好きな献立を立てられる。

また、正岡子規の俳句も料理の雰囲気に合わせて掲載。俳句と一緒に料理を味わおう。

「この本に載っているレシピは、飽きのこない味付けだ。
俳句も字が大きくて読みやすかった。イラストのレシピを作ってみた。旨かった。」

「この本を読ませて頂いて思ったことは、どれも、おかあさんが、家族のために日常毎日愛情をもって作っている料理だなと思いました。
そして、それはまさしく著者が大切に思われているお母様のお姿に重なりました。正岡子規の句も相まって、どこか昔懐かしい感がわいてきました。
簡単にできるおかずもあり、いくつか作らせてもらいました。さばの煮付け家族の好物です(^-^)
子供や、孫が帰ってきたらちらし寿司作ってやろうと思っています。
子供たちに、料理を通して私を思い出してもらえたら、しあわせなことだなぁと思いました。
利用させてもらいます。
ありがとうございました。(^-^)」

「この本のレシピはとても懐かしい味がしました。忙しい日常から 俳句と共に フッと解き放たれてあの頃のゆるやかな幸せな時間に戻ったような気がしました。」


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