人体大全 なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか ビル・ブライソン(著)、桐谷知未(翻訳) 新潮社 (2021/9/16) 2,970円

全ヒト必読! 30億年の進化の果てにある「奇跡のシステム」その全貌に迫る

ほぼ同じDNAをもつ二人が、何もかも異なるのはなぜか。

毎日5個もの細胞が癌化しているのに、なぜ簡単には死なないのか。

生命体とウイルスのちがいとはーー。

医療・医学の最前線を取材し、7千杼個の原子の塊が2キロの遺骨となって終わるまでのすべてを描き尽くした、全米各紙絶賛のエンタメ・ノンフィクション!

読書猿さん 一生連れ添う小宇宙について私たちはほぼ何も知らないのだ。
仲野徹さん 不覚にも知らなかった。人体がこんなワンダーランドだったとは!

全米各紙が絶賛!
我々は自分の体を所有していない。進化こそが我々の体を所有し、我々はそれを占拠しているだけに過ぎないことをブライソンは明らかにしている……あなたは自分がいかに素晴らしくデザインされていて、なおかつ奇妙なことだらけだと驚くだろう。――『ワシントン・ポスト』

ブライソンの新作は、日常生活を送っている間に我々の体が人知れず行っている何千もの仕事を詳らかにしている。読者は自分たちの体に感謝することになる……ブライソンは知られざるヒーローを見つけ出して書くのが本当にうまい。――『ニューヨーク・タイムズ』

本書のテーマは「進化は往々にしてやっつけ仕事である」ということだ。我々人類はその場しのぎの結果であり、一時的な解決方法と応急措置の産物だということがよくわかる。とはいえ、ヒトはこれまでのところ首尾よくやってきたのであり、それは奇跡的なことなのである。――『ウォール・ストリート・ジャーナル』


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