つばめのように軽やかに。人生も旅も――。沢木耕太郎、初の国内旅エッセイ。
旅のエッセイといえば、ユーラシア大陸を横断した『深夜特急』があまりにも有名です。
深夜特急はかなり前のエッセイ本で、団塊の世代の著者としては本作が初の国内エッセイ本です。
外出自粛の中、なんとも言えない旅心をくすぐるエッセイ本となっています。
50編以上載っているお得な本です。
夢の旅
縁、というもの
贅沢の効用
近くても遠いところ
といった題名に土地の名前が一切入っていないのがまさに沢木耕太郎節ですね。