感染症の日本史 磯田道史(著) 文藝春秋 (2020/9/18)

一級の歴史家が、平安の史書、江戸の随筆、百年前の政治家や文豪の日記などから、新たな視点で、感染症と対峙してきた日本人の知恵に光をあてる。

新型ウイルスに対するワクチン、治療薬も確立していない今だからこそ、歴史を見つめ直す必要がある。

「給付金」も「出社制限」も「ソーシャル・ディスタンス」もすでにあった!

今こそ歴史の知恵が必要だ!

「磯田先生の本は毎回さすがの一言です。
誰にでも読める形で、まとめられている本です。歴史好きな方、またそうでない方も楽しめる一冊だと思います。タイムリーな話題なので、読んで、改めて「なるほどなぁ」と、思えます。」

「『日本を襲ったスペイン・インフルエンザー人類とウイルスの第一次世界戦争』(2006年藤原書店)の著者で恩師の故 速水融先生なら、不詳の弟子(P180)に何とおっしゃるでしょう。できることとできないことがあり、できることにも限りがあります。昔も今もやれることをやってきたのが、史書や随筆、日記から読み取れます。師の教え(P40)はもっともですが、連載の書籍化では現実的でない箇所を加筆修正する有言実行が求められます。いつの時代も最大脅威は、「敵の国」と「ウィルス」であり、比較対象になりません。元禄あたりから、人々が幽霊や妖怪を本気で信じなくなったという指摘は、見逃せないターニングポイントだと思います。」

「人類が、感染病と戦ってきた歴史が、書かれています。この本読んで、オリジナルの感染症対策を考えて、実践していくのが、大切だと思いました。私は、レビューで、本の内容はあまり書かないです。けれども、緊急時なので、少し書きます。外出時、磯田さんは、「帽子をかぶって、対策している」と書いてありました。靴の裏も消毒している。オリジナルの感染症対策を考えて、他の人に伝えてあげよう。私の場合、車のエアコンのフィルターを高性能タイプにしました。プラズマクラスター車用を3台導入しました。」


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