心が凹んだときに読むクスリ 精神科医Tomy (著) 三笠書房 (2020/12/26)

フォロワー数20万人突破。

「神ツイート」で話題、注目度・急上昇の精神科医が「人生のお悩み」をズバリ解決。

本書は、『おネエ精神科医のウラ診察室』を文庫化したものです。

こんな時代、ふつうに生きているだけで、悩みの一つや二つは、すぐにできてしまうもの。

仕事や家族、恋人、人間関係、そして人生のこと。

でも、「落ちこむ」ことは、心の正常な機能の一つ。

折れない、くじけない心を手に入れ、「あるがまま」を楽しむためのヒントが満載です。

がんばるのも、ほどほどに──弱い自分のまま、楽に生きましょ!

  • 不安は「このままじゃいけない! 」というアラーム機能よ
  • 壁にぶちあたっている」って、成長のチャンスでもあるわ
  • 怒られるのって「愛されてる証拠」なのよ
  • うつとは「脳がフリーズした状態」ってことなの
  • 親と「ガチンコ勝負」するのも親孝行の一つよ
  • たとえふられても「恋愛経験値」は積めるわ
  • 達成感」と「幸せ」って、別ものなのよ
  • 他人に期待する」って、すごく傲慢なこと
  • 親が許せない、親が憎い──それは「愛情の裏返し」よ
  • 過去も他人も変えられない。大事なのは「今」と「自分」!

……あのこと、あの人に振り回されない方法、教えます。

「その当時のTOMYさんはまだ、現在のような「フォロワー20万人」なんて著名な方ではなくて(その当時もブログの月間PVが6万くらいあったみたいだけど)、まだまだ絶賛売れ出し中という感じ。筆が活き活きとしてる。今の落ち着いた感じも好きだけど、その当時のTOMYさんも大好きです!」

「先生の昔の著作で、思い入れのあるもので荒削りだけどそのまま、という断りがあるように、そういうものだとわかった上で、内容の素直な感想をかきます。
心が凹んだときに読むという本で、日常的な軽い悩みには参考になる部分もありました。
しかし、親子関係の問題など、正論ぽいことがバッサリと述べられているのですが、機能不全家族や被虐児、アダルトチルドレン当事者の本当の苦しみへの理解にはほど遠く、精神科医でもこの考えなのだから、世の中もっと冷たいよな、と胸が痛むものがありました。
また、運が良い人は、努力をしている、という記述もあり、運が悪い人は本人の責任なのだ、文句ばかり言っていて努力が足りないのだいうくだりも、読んでいて逆に凹みました。限界を知らない人の言う「正論」で、少し想像力に欠けていると感じました。落ち込みました。

マイナスなことを書いてしまいましたが、先生の最近の著作は大変好きで、すべてもっており、読み返しています。」


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事