ゆるくてディープな知的障害者グループホームの日常
ここは知的障害のある利用者さんたちが、ひとつ屋根の下で一緒に暮らすグループホーム。
生活支援員として利用者さんをサポートする95(キューゴ)の周りでは、今日もさまざまな「トラブル」が起きています。
手探りで始めるコミュニケーション。
夜更けに響く奇妙な声。そしてリビングを華麗に舞う靴下…。
「どうしてこんなことが起きるの?」なんて思いながら、このグループホームでは利用者さんたちの何にも代えがたい笑顔と日常が続いています。
どんな障害があったとしても、面白おかしく笑って暮らせる場所は、きっとある。
ありのままの日々を軽妙なタッチでつづる、笑って泣けるハートフル障害福祉エッセイ、ここに誕生!
「二階から「ひた、ひた、ひた」と誰かが降りてくる足音がする。…雨の降る夜だから、神経質になっているのかもしれない。…どうしようかと悩んでいたりする間に、音の正体が判明する」
『靴下は今夜も宙を舞う―ゆるくてディープな知的障害者グループホームの日常』「雨の夜の不思議な現象」より。 pic.twitter.com/Pm4w9qYDgI
— 本の種出版 (@honnotane_com) October 26, 2022
「ふつうの読み物としても面白い。
「親子の再会の物語」にはちょっと涙もさせられました。
さらには、知的障害を抱えている方の権利向上に努めている作品。
障害福祉に関わる方は一読。
そうすれば世界はもっと良くなると思う。」
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