京都祇園もも吉庵のあまから帖3 志賀内泰弘 (著) PHP研究所 (2021/3/5)

かつて一世を風靡しながら、不慮の事故で行方を晦ました歌舞伎役者が、十五年ぶりに京都に姿を現した理由とは。

茶会の準備で老舗和菓子屋の女性が見せた「おもてなし」の神髄。

ようやくお店出しが決まった舞妓に思わぬ事態が……。

祇園にひっそりと佇む一見さんお断りの甘味処「もも吉庵」を営む元芸妓・もも吉と、そこに集い、慎ましくも誇り高く生きる人々の哀歓を描いた連作短編集。

シリーズ第三弾。

文庫オリジナル。

「第3弾となるシリーズで、今回も心温まるストーリでした。「頑張る」と「気張る」の違い、身近に相談できる人がいる幸せ、今目の前にある当たり前の事に感謝することなど、いろいろと考えさせられることもありました。登場人物の方の恋が実るといいなぁと思いつつ。。。。。第4弾にも期待します!」

「1,2が良かったので、待ってましたとばかりに3を購入!それぞれのキャラクターが持ち味を発揮して絶妙な掛け合い。(個人的には隠源さんが大好きです!)京都の魅力は歴史ある建物ですが、こうした人情や風情も京都の大きな魅力の1つなんだなぁって再認識させていただきました。なかなか旅行へ行けない今だからこそ、心地よい時間に導いてくれます。」


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