
京都を暮らすように旅する――。
市民運動のやり過ぎから免疫低下でがんになった。
治療の後、体にいいことをするため京都へときどき転地。
気功をし、映画を見、銭湯に入り、ごはんを食べて語り合う。
観光客の集まる古都とは違う何かが見えてくる。
還暦を過ぎて、ふたたび京都に通うようになった。
それまでは、仕事で行っても、ゆっくり滞在しないですぐに帰ってきた。
ホテルも高いし、食べ物屋も高い。
名所旧跡は混んでいる。
もうひととおり見ちゃったしな。
それも今よりずっと空いている、風情のある時代に。
それに私は京都がなんとなく苦手だった。
理由は判然としない。
しかし、大きな病を得て、私は京都で樹木気功をやることにしたのである。
ルネ書籍部で森まゆみ著の「京都不案内」(世界思想社)という品がよく奥ふかい京都案内本を入手。知り合いがたくさん登場。値段も\1600+税と手頃。 pic.twitter.com/m0hRZfbcq0
— ほんやら洞/甲斐扶佐義 (@kaifusayoshi) December 15, 2022
【目 次】
はじめに
第1章 樹木気功で体を治す
第2章 バスと自転車
第3章 ゲストハウスとアパート探し
第4章 カフェとシネマ
第5章 がらがらの京都
インタビュー① 法然院貫主・梶田真章さんに聞く――学びの場としてのお寺
第6章 散歩で建築を楽しむ
第7章 古都の保存と開発
第8章 宿の周りでひとりごはん
第9章 京料理屋の大忠にて
第10章 吉田山の話
インタビュー② 女性史・生活史研究の西川祐子さんに聞く――偶然を必然に変えて
第11章 鴨長明『方丈記』と「足るを知る暮らし」
第12章 子規の京都
第13章 吉井勇と祇園
第14章 漱石の女友達・磯田多佳
インタビュー③ 染織家・志村ふくみさんに聞く――”見えないもの”に導かれて
第15章 つたちゃん、たねちゃんのこと
第16章 ヒッピーとタイガース
第17章 居酒屋で聞く話
第18章 五代友厚と二人のスリランカ人
インタビュー④ 田中ふき子さんに聞く――農婦として六〇年
京都リヴ・ゴーシュ――あとがき
スロウな本屋さんに入荷した本の受け取りに。ちょうど山陽女子ロードレースが開催されてて渋滞したのだけど選手たちが見えてくると自然と手を振ったり拍手をしたり車内から応援していました?????♀?
森まゆみ著『京都不案内』
著者紹介の森さんの写真、いい笑顔。前書きから引き込まれる。読むのが楽しみ。 pic.twitter.com/1Hkd8knu4L
— Sarashina (@tamasudare23) December 18, 2022
「「はじめに」で著者自身も「私は京都がなんとなく苦手だった」とある。ああ、やはりそうか、京都は苦手というのは非京都人の共通感覚なんだ。だから、数少なくても京都人の知己を頼りにして少しずつ「一見さん」から脱するしかないんだ。努力なくして本当の京都は楽しめず!」
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