マンガでわかる介護入門 上田惣子(著)、太田差惠子(監修) 大和書房 (2021/9/23) 1,540円

親がだんだん年をとってきたら…

誰もが他人ごとではなくなる「介護」

多くの人は、親が倒れてから巻き込まれるように介護の道に入っていきます。

しかし、その時には自分は40~50代の働き盛りで、「仕事」と「子育て」と「介護」で身動きがとれなくなってしまうこともしばしば…。

本書では「仕事」も「自分の人生」も諦めない介護を目指すために、さまざまなインタビューを行い、制度をわかりやすく解説しました。

◎介護ってどうなってからがスタート?
◎どんな手続きが必要なの?
◎実家が遠距離だったら?
◎公的なサービスってどんなものがあるの?
◎お金はどれくらいかかる?
◎施設ってどんなふうに選ぶの?
◎実家を引き払うときの注意点は?

経験者へのケース別インタビューを通して、介護のロードマップをザックリつかもう!

「痒いところに手が届きます。私も父の介護で悩んいてこの本に出会いました。初心者の方に是非読んで欲しいです」

「周囲にもちらほらと介護の話を聞くようになってから、うちはどうなるんだろう…とぼんやりとした不安があったのですが、この本でかなり色々なサービスがあり、選択肢があるんだということがよくわかりました。
とくに地方に住んでいる親を「遠距離介護」する話が非常に参考になります!
やはり実際に体験している人だからこその具体的な問題…お金の管理や実家に帰る頻度、民間のサービスなどの細かい情報がたくさんあったのがよかったです。
他にも、お金や施設の選び方なども、よくあるパンフレットなどの綺麗ごとと違って、具体的な仕組みやチェックポイント、考え方も書いてあって、とても参考になりました。
「マンガ」とうたっていても、マンガは最初の方に少しあるだけで、中身はほぼ文章…という本も多いなか、これはしっかり全編マンガ。作者自身が経験者に話を聞きながら、疑問をぶつけたり、感動したりするストーリーも含めて面白く読めたのですが(とくに実家を引き払った人の苦労話は、「あるある」すぎて笑えます)、考えてみたら見た目に反してかなりの情報量でした。
少しでも「介護」が頭をよぎったら、最初の一冊としてかなりオススメです!」


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