「野村煎豆加工店」のミレービスケット。
昔懐かしい、素朴なお菓子。
塩味はごくごく少なめのため、優しい味わいの「まじめなおかし」。
揚げたビスケットに天然天日塩をふりかけて作っています。
Contents
昔食べたなー
なんて思い出しながらビスケットをつまむ手が止まらなくなるかも
酒豪の土地柄の高知ではミレービスケットをつまみにお酒を飲む人もいたりします。
北海道の「白い恋人」、沖縄の「ちんすこう」など、全国に存在するロングセラーのご当地お菓子。
高知で生まれた「ミレービスケット」も人気ご当地お菓子のひとつです。
みなさんは食べたことがありますか?
昭和30年からずっと老若男女に愛され続けている商品なんです。
「ミレー」の意味や、キャッチフレーズの「まじめなおかし」が気になるビスケット。
味や知らないラインナップ、かわいいパッケージなど、知っている人も多いミレービスケットについて改めて深堀り!
豆屋さんのヒット商品って知ってた?
高知銘菓「ミレービスケット」
実は豆類の加工販売店から生まれたお菓子です。
高知ミレーの生みの親「野村煎豆加工店」。
今も、バターピーナッツや甘納豆など、豆菓子とともにミレービスケットを作っています。
戦後、小麦粉が一般的に使えるようになってくると、焼き菓子がはやりはじめました。
明治製菓のビスケット生地の二次加工を請け負ったことがきっかけになって、高知のミレービスケットは生まれます。
豆菓子加工店ならではの偶然
豆類の加工を行う製造元では、ミレービスケットを作るのと同じ鍋で豆菓子も作っています。
野村煎豆加工店の野村社長は製造の過程で、豆の旨味や油分がミレービスケットにうつって、他の製菓会社にはない味になっていると語っています。
ミレービスケットの魅力は、濃いめの味と、ほどよい塩気にバター風味。
サクサクの歯ごたえが特徴です。食べ始めると、手が止まらなくなってしまう人が多いはずです。
ひと口サイズなのも、次々に手をつけてしまう原因かもしれませんね。
揚げるビスケット
本来ビスケットは焼き菓子ですが、ミレービスケットは、高温の油でさっと揚げる工程が含まれています。
生地にほどよく油分を含んでいる状態によって、サクサクの食感やバターの香り、塩気を引き立てているのです。
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