防水Bluetoothスピーカー…よりアクティブにいつでも音楽のある生活を

防水Bluetoothスピーカーの選び方について…

用途・ニーズによってさまざまな選び方があります。

どのようなシーンで使うのか明確にしてから以下のポイントを確認していきましょう。

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防水性能は「IPX5以上」が必須

防水・防塵性能は「IP○△」のように表され、○に入る数字が防塵、△に入る数字が防水についての保護等級を意味しています。

例えば防水機能のみを備えたモデルでは「IPX6」、防塵機能のみを備えている場合は「IP5」。

両方備えていれば「IP56」といった形です。

雨の中での屋外使用を想定しているのであれば「IPX5」以上、お風呂・海・川・プールなど水没の危険性がある場所で使いたいなら「IPX7」以上の防水性能がある製品を選んでください。

水辺や砂浜で使うのであれば、IP5以上の製品を購入するのが理想的です。

「IPX4以上が完全防水」という考え方が浸透していますが、これは大きな間違いです。

IPX4は防沫型なので、飛沫がかかる程度しか耐えられません。

間違えて10分間シャワーをかけてしまったなんてことがあれば、確実に壊れてしまいます。

中には、水中で操作できるほど高い防水性を備えたIPX8の商品も販売されています。

しかし残念ながら音質は今一歩。

やはり音質と防水…両方を兼ね備えたスピーカーを求めるのは現状では難しいのかも…。

音質を決める3つのポイントをチェック

タフに使える防水Bluetoothスピーカーだからと言って、決して妥協できないのが音質。

「コーデック」「スピーカー」「W数」に注目し、音にもこだわりながら選んでいきましょう。

「AAC」以上のコーデックなら遅延が気にならない

音源を圧縮変換する仕組みであるコーデックは、SBC<AAC<apt-X<LDACの順に音質がよくなり、音の遅延も発生しにくくなります。

音質にこだわって選びたい人やスマホ・タブレットを使用して動画観賞をしたい方は、AAC以上のコーデックに対応した防水Bluetoothスピーカーを選んでください。

ただし受信機器と送信機器とでコーデックが異なると、最高のパフォーマンスを引き出せません。

使用したい送信機器の仕様をチェックしてから、最適なコーデックを選択していきましょう。

実はAACやapt-Xに対応している安価な製品よりも、3万円ほどの高価なSBC対応製品のほうが音質がいい場合もあります。

しかしSBCだと0.5秒ほど音ズレしてしまうので、使用用途は音楽を聴くのみに限られてしまいます。

ちなみにiPhoneではSBCとAAC、Androidのスマホはapt-Xまで対応することが多くなっています。

いっぽうSONYのXperiaはLDACのハイレゾに対応しています。

こちらも参考にしながら選んでみてください。

音質にこだわるなら迷わず「ステレオ」を選んで

使用されているスピーカーの種類によっても、音質は変化します。

音質にこだわるのであればスピーカー1基のモノラルではなく、必ずスピーカー2基のステレオの製品をチェックしていきましょう。

少々お値段は張りますが、音の立体感を感じることができるので、本格的な音楽鑑賞にも向いています。

お風呂で使うなら「10W」以上を目安に

お風呂で使うなら「10W」以上を目安にします。

低音の響き方もW数で判断。

どの程度の音量を出せるかは、スピーカーの最大出力W数を見ることで判断できます。

テントほどの狭さであれば5W~10Wでも事足りますが、それ以上の広い場所である屋外やシャワーを浴びている最中であれば、20Wは欲しいところ。

20Wクラスなら水場に限らず、部屋の据え置きオーディオとしても大いに満足できるでしょう。

バッテリーは7~8時間くらい連続使用できると便利

アウトドアなどの屋外での使用を目的にしている方は、7~8時間ほどバッテリーが保つ防水Bluetoothスピーカーを選んでおきたいところ。

10時間以上連続で使える製品を選んでも問題ないですが、スマホ等の送信側のバッテリーが持たないため、結局モバイルバッテリーを使う必要が出てきます。

もし電源のない場所で長時間使用したいのであれば、モバイルバッテリーを使うことを前提としておきましょう。

Bluetoothのバージョンは大きいほど最新。

防水Bluetoothスピーカーのパフォーマンスを最大限引き出すためにも、Bluetoothのバージョンにもこだわって選んでみましょう。

バージョンの数字が大きくなるほど、省電力になったり新しい機能が搭載されたりと、最新かつ高性能になります。

ただし、いくら受信機器である防水Bluetoothスピーカーのバージョンが最新でも、お手持ち送信機器が上位バージョンに対応していなければ意味がありません。

下位互換性があるため、バージョンが異なる場合でも致命的な問題にはなりにくいですが、送信・受信双方のBluetoothバージョンを確認してから購入しておくのが賢明です。

耐衝撃性を備えているとかなり理想的

アウトドアやお風呂など、衝撃が加わりやすい場所で使用することが多い防水Bluetoothスピーカー。

故障リスクを下げるためにも、耐衝撃性にも注目しておきましょう。

耐衝撃性の場合は万が一のことを考えて、1.5m以上あるものを選択するのがおすすめです。

テーブルやキッチン台、お風呂など、防水Bluetoothスピーカーを日常生活に使う場所は、基本的に1.5mより低いんです。

よっぽど高い場所に置かない限り、1.5mの耐衝撃性を備えている製品を選んでおけば大丈夫ですよ。

「防水性はバッチリだけど衝撃には弱い」という商品も多いですが、アウトドアだと急に地面に角落ちさせてしまったりなんてことも多々ありますので、商品スペックまでしっかり確認しておいてください。

おすすめの防水Bluetoothスピーカー

プロも使っている防水Bluetoothスピーカーをご紹介します。

おすすめポイントを参考に、必要な性能がそろったものを見つけてくださいね。

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