恋愛マトリョシカガール 山本白湯(著) 文藝春秋 (2022/2/24) 1,100円

狂わせる女と同棲終了女

「そう! ほとんどの男は、この漫画に出てくるクズ男なんだ! 抱きしめてくれ!」岩井勇気(ハライチ)、悶絶

恋愛、一寸先は、闇――。男と女のリアルが溢れ出す、共感度100%の恋愛オムニバス最新刊。

【無邪気に男を壊す女 類】大学生の香川は、初めてのバイト先で天使のような女子・類に惹かれる。

類にどんどんのめりこんでいく香川だったが、次第に彼女の「近づく男すべてを狂わせる」素顔が明らかになっていき……。

【結婚を10年夢見た女 春奈】

「“普通の”幸せ=結婚、出産、家庭を持つこと」を夢見るアラサー女子・春奈。

毎日のように、彼氏の望夢(のぞむ)がプロポーズしてくれるのを待っている。

だが交際10年目の記念日、望夢が別の女を妊娠させてしまったと知らされてしまい――。

絶望する彼女に声をかける同僚の非モテ女子・秋子。

ふたりのがむしゃら婚活ライフがはじまる。

女子たちは、自分の道を自分で選ぶ。

絶望の先の一条の光を描く、特別エピソードも収録!!

「今読み終わりました、良かった…本当に良かった。年齢的な事とか容姿とか、本当に普通の『女の人』の感じがリアリティーがあって物語に引き込まれて、仲間目線?で最後に良かったねぇって、呟いてしまいました。そしてこういう奴(男)おるわ…。山本白湯先生の描かれる女友達の関係が、本当に好き。」

「これまでcakesでずっと連載を追ってきました。連載を読んでいる人ならば、春奈編はここで終わるのだなという感想を持った人がいたかも知れませんが、待望のラストの続きが読めます。またラストの書き加えが非常に良く、春奈がこの状況を乗り越え、前に進めそうな様子が鮮明に描かれており、感動しました。」

「春菜と秋子の友情がすごくいい。そういう友人は付き合いの長さでもなく何かのきっかけで発展していくのを私も知ってるので友人がいなくてネガティブになってる人に読んでもらいたい。」


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