日本は中国の軍事的挑戦を打破できるか
いま、世界の軍事フィールドでは、歴史的な変化が起きている。
「マルチドメイン作戦」という作戦戦略上の新たな動きであり、近未来戦のあり方を劇的に変化させ、軍事史における「変革の時代」の幕開けを告げようとしている。
すでにロシアは、ウクライナ、シリアで本作戦を試し、中国は「情報化戦争」の呼称で、平時からの戦いとして本作戦を展開している。
この動きに乗り遅れた米国、さらにその後塵を拝する日本は、キャッチアップに必死だ。
そのため、日本は、2018年策定の防衛計画の大綱(30大綱)で、「多次元統合防衛力」構想の中心的テーマして「領域横断(クロスドメイン)作戦」を打ち出した。
本書は、今後の日本の安全保障・防衛の行方を決定的に左右するマルチドメイン作戦を分かり易く解説し、日本の課題や問題点を国民と共に考えるための情報を提供するものであり、国民必読の警世の書である。
近未来戦を決する「マルチドメイン作戦」という本に書いてあるが、電磁波で日本全体を覆うようにしてミサイルを封じ込めるのが良いのかなと思う。
プラスイージス艦増強と敵基地攻撃能力の保持。— ダス・ライヒ (@takeda_shinpu) September 12, 2020
「米中露の最新の軍事情勢に加え、日本が取り組むべき課題が網羅されており、大変勉強になりました。領域横断作戦に興味がある方は是非読んでほしい内容です。」
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