龍の国幻想1 神欺く皇子 三川みり(著) 新潮社 (2021/8/30) 781円

命懸けの嘘をつく!!──異端の皇子が新しい国を目指す、男女逆転ファンタジー開幕!

海に浮かぶ央(ひさし)大地には一原八洲と呼ばれる九つの国が存在し、巨大な龍の上に存在すると信じられている。

その一国・龍ノ原(たつのはら)で皇尊(すめらみこと)が崩御し、皇位の座を巡り競う三人の男がいた。

その中の一人、日織皇子(ひおりのみこ)は実は女だった。

この国では女は龍の声を聞く力を持つが、生まれながらにその力を持たない「遊子(ゆうし)」は命を奪われる宿命を持つ。

遊子ゆえに殺された姉の復讐を果たすため、日織は国を変えるため男として皇尊を目指す。

一方、女にしか聞こえない龍の声を聞く能力を持つ男は禍(まがつ)皇子として処刑される。

──「もたざる者」と「もってはならない者」が、命の尊厳を守るため、運命に翻弄されながら闘い、生き抜く様を描く壮大なる男女逆転建国宮廷ファンタジー。

【作品目次より】
序章
一章 美しき新妻、悠花
二章 龍道と禍皇子
三章 祈社の遊子
四章 知られる秘密
五章 欺瞞顕現
六章 居鹿
七章 央大地は一原八洲
八章 光射す


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