![身代りの女 シャロン・ボルトン (著), 川副智子 (翻訳) 新潮社 (2024/4/24) 1,320円](https://abundant.jp/mystyle/wp-content/uploads/2024/05/hinagata-コピー-3-9.png)
彼らに会いに来たのは、刑期を終えた女。
はたして〝約束〟は守られるのか――?
一気読み必至の予測不能サスペンス。
卒業を間近にしたパブリック・スクールの優等生6人が、泥酔して道路を逆走させた自動車で母娘3人の命を奪う大事故を起こしてしまう。
シャロン・ボルトン『身代りの女』読了。
人は誰しも自分の人生は最良の選択をしてきたと思いがちだけど、そんなことは全然ない、一歩間違うと瞬く間に最悪の方向に転がり落ちてしまうという恐ろしい話。何気ない地の文にも不意に心を抉られる。〈ふつうの家族の家で恐ろしいことは起きない。〉とか。 pic.twitter.com/K1X8ihc2NA— かしこん (@kashikoncasicon) May 14, 2024
20年後、事故当時ひとり罪をかぶり刑期を務めたメーガンが、国会議員、辣腕弁護士と、いまや成功した人生を享受している5人の前に姿をあらわす。
身代りとなったメーガンは、彼らと、ある〝約束〟を交わしていたのだった。
心に罪悪感を抱えて生きてきた5人の保身と利己心が、真意の読めないメーガンの言動と交錯していく。
危険な契約の先に待つものは……?
オックスフォードを舞台にした予測不能&一気読み必至のサスペンス小説。
2024年最大のミステリー話題作。
600pオーバーですが先が気になって止まらない??
前半は登場人物の身勝手さに腹が立ち
中盤は『リカ』みたい??
そして後半??どんでん返しが
精神的に追い込まれていく人達??私なら耐えられない
犯罪を隠し通すなら自首した方が楽なんですね??凄かった?? pic.twitter.com/ioiKVDJ4Md— グラン (@A4ReJGXTf4rBqzV) May 15, 2024
「読み出したらぐいぐい引き込まれ、ほぼノンストップで読了。
物語は、大学進学をひかえた18歳の6人が、悪ふざけして自動車事故を起こし、3人の命を奪うところから始まる。そして、その中の1人が罪をかぶり、20年後に出所。物語はここから大きく動き出す。
最後まで予測不能な展開で、今年読んだ中ではいちばんの当たり。帯裏に「展開が早くて中毒性あり」というジェーン・ケーシーのコメントがあったが、まさにその通りだった。」「一日で読み終えられなかったが、寝る時間が惜しいくらい。」
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