リーダーの仮面 安藤広大 (著) ダイヤモンド社 (2020/11/25) 1,650円

「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法

大ヒット25万部突破。

2021年、最も売れたリーダーシップ書。

◎2021年年間ベストセラーランキング第6位 (ビジネス部門。トーハン、日販調べ)
◎管理職の「ホンネとタテマエ」を言語化した、マネジメント書の決定版。
◎リモートワークとも相性抜群の「これからの組織論」!!
◎全国で2000社以上が導入した、いま最も人を成長させる「識学」を公開。

「識学」とは、組織内の誤解や錯覚がどのように発生し、どのように解決できるか、その方法を明らかにした学問です。

2019年度に新規で上場した会社のうち、7社が識学を導入しており、「いま、最も会社を成長させる組織論だ」と、口コミで爆発的に伸びています。

この本は、そんな識学のメソッドを元に、「若手リーダー」に向けてマネジメントのノウハウを伝えるものです。

初めて部下やスタッフを持つような人、いわゆる「中間管理職」を想定しています。

最初のリーダーの失敗は、その後のキャリアにおいても、課長の失敗、部長の失敗、社長の失敗、フリーランスの失敗、創業者の失敗へとつながります。

なので、本書の内容は、人の上に立つ立場の人であれば、誰しもが気づきを得られるものになっています。

「不要なものをそぎ落として最低限のマニュアルにハマるという考え方は間違ってはない。その点に関しては内容も鋭くてとても良い。ただし脳科学的にコミュニケーションの重要性や生産性の向上が実証されてきた中でそれを否定するのは危険。これをゴールにしたら多くの会社は従業員を失い利益を落とす。勉強も楽しいのと同様に仕事も楽しいが必要。ロボットでもできることだけじゃなく、プラス感情を扱う何かを考えてやるからこそ、人間がやる意味があるので、もっとその点を人生で学んでいくとこの著者の考えはレベルアップしていくと思います。」

「言い訳かのように「この考え方を批判してくる人がいますが…」と都度記載されているが、批判されて当然。とにかく成果を出すための組織構造にだけ着目した機械のような論理。この理論を実践する組織では絶対に働きたくない。」

「あくまで「ひとつの手法」であるのにも関わらず、他の手法を全否定(他の手法を十分に理解しているとは言い難い、、)しており、この本でダメな手法だと言い切っている手法で上手くいっている企業について、どう回答するのかな?という感想。知識としてはあって良いものだと感じたが、この本が全否定している手法の知識も持っていないと、部下に間違ったアプローチをする可能性があると思われる。」


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