正義の段階 田村和大 (著) 双葉社 (2022/2/17) 1,925円

ヤメ検弁護士の一坊寺陽子のもとに、同期で同じ福岡で開業している桐生晴仁から依頼が届く。

それは桐生が起こされた懲戒請求の代理人だった。

「桐生晴仁が佐藤昇を殺した」。

懲戒請求の理由に書かれていた人物は桐生の従兄弟で16年前、両親を殺害した罪で収監されている人物だった。

陽子は依頼を引き受けるが…。

著者について
1975年、福岡県出身。
一橋大学法学部卒業後、NHKの報道記者を経て、司法試験に合格。弁護士として活動する。
2017年、『自白採取』(のち『筋読み』に改題)で第16回「このミステリーがすごい! 」大賞で優秀賞を受賞しデビュー。
著作に『筋読み』『血腫 「出向」刑事・栗秋正史』『操る男 警視庁捜査一課・ヨミズナ』『消えた依頼人』がある。


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