ヤメ検弁護士の一坊寺陽子のもとに、同期で同じ福岡で開業している桐生晴仁から依頼が届く。
それは桐生が起こされた懲戒請求の代理人だった。
「桐生晴仁が佐藤昇を殺した」。
懲戒請求の理由に書かれていた人物は桐生の従兄弟で16年前、両親を殺害した罪で収監されている人物だった。
陽子は依頼を引き受けるが…。
こちら本日入荷!田村和大さん『正義の段階 ヤメ検弁護士・一坊寺陽子』(双葉社)。
福岡在住の弁護士さんによる、福岡が舞台のミステリ?私がゲラを読みながら思わず「ひぃ!」と書き込んだです。
地元が舞台の本というのは、なぜこうもウキウキするのか。 pic.twitter.com/f2txl8TRfg— 積文館書店のPOPの人 (@POP50803117) February 19, 2022
著者について
1975年、福岡県出身。
一橋大学法学部卒業後、NHKの報道記者を経て、司法試験に合格。弁護士として活動する。
2017年、『自白採取』(のち『筋読み』に改題)で第16回「このミステリーがすごい! 」大賞で優秀賞を受賞しデビュー。
著作に『筋読み』『血腫 「出向」刑事・栗秋正史』『操る男 警視庁捜査一課・ヨミズナ』『消えた依頼人』がある。
|