娼婦の本棚 鈴木涼美 (著) 中央公論新社 (2022/4/7) 946円

この本の表紙は実家の階段の本棚ですが、いま住んでるところの本棚も一部お見せします。

本棚、性格出るよね。

私は上下巻が別の棚に入ってる始末です。

でも溢れたら古本屋に引き取ってもらってるので部屋はそんな汚くないよ。

人の本棚見るのも好き。

「この本は、これから身体を売ったり、嘘をついたり、悪い人に出会ったりするかもしれない、まさにアドレッセンスというものの中を突き進んでいく若いオンナノコたちに向けて書きました。
私が私の青春を生き抜くために貪った本の中から、特に印象的なものを選び、私が付箋を貼っていたような痺れる一文をなるべくたくさん紹介しています。
母がさりげなくそうしてくれたように、若さを持て余した誰かの本棚に忍び込ませることができたらいい。
それがどこか何かのタイミングで、新しい読書に繋がったらもっといいし、朝まで生き延びる暇つぶしになったらいいし、暗い夜を逞しく歩いていくオンナノコたちにとって、浮き具になったり電灯になったり地図になったりすることもあるかもしれない、そんな風に思っています」
(「はじめに 時に夜があまりに暗く、字を照らす光がなくても」本文より)

著者について
鈴木涼美
作家。1983年東京都生まれ。慶應大環境情報学部在学中にAVデビュー。その後はキャバクラなどに勤務しながら東大大学院社会情報学修士課程修了。修士論文は後に『「AV女優」の社会学』として書籍化。日本経済新聞社記者を経てフリーの文筆業に。書評・映画評から恋愛エッセイまで幅広く執筆。著書に『身体を売ったらサヨウナラ』『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』『ニッポンのおじさん』『JJとその時代』、『往復書簡 限界から始まる』(上野千鶴子氏との共著)など。


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