報道しない自由 西村幸祐 (著) ワニブックス (2022/2/25) 990円

「見えない東京の壁」とマスメディアの終焉

メディアは「報道の自由」のみならず「報道しない自由」をも行使している。

自らの論調あるいは立場にとって「都合の悪い事実」はカットされる、あるいは無視される。

長年、保守論壇で発言を続けてきた著者が、「カットされた事実」と「無視されたニュース」の実例を検証し、「報道しない自由」が謳歌される状況と構造を解説する。

2017年12月に出版され話題を呼んだ『報道しない自由――なぜ、メディアは平気で嘘をつくのか』(イースト・プレス)に最新の事例を盛り込み、大幅に加筆して新書化。

メディアリテラシーを磨くために必読の一冊である。


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