親の介護は、遅かれ早かれ、いつか、突然やってくる。
著者にとって、それは30代のときだった。
父が若年性認知症となり、同時期に母が末期がんを宣告され、突如として介護キーパーソンに! !
本書は、そんなダブルケアの日常をほのぼのとコミカルに描いたイラストエッセイ。
幻冬舎×テレビ東京×noteコミックエッセイ大賞にて準グランプリを受賞したブログに、新たに描き下ろしマンガを加え、書籍化。
32歳。いきなり介護がやってきた。
あまのさくや著。
届きました。 pic.twitter.com/wsZ7ECwpoA— すずき村長/台東デザイナーズビレッジ (@szkjn) November 26, 2021
著者について
あまのさくや(アマノサクヤ)
絵はんこ作家、エッセイスト、チェコ親善アンバサダー。
1985年、カリフォルニア州生まれ、東京育ち。青山学院大学卒業後、会社員を経て、絵はんこ作家に。認知症の父と末期がんの母との日常をつづったブログ『時をかける父と、母と』が幻冬舎×テレビ東京×noteコミックエッセイ大賞にて準グランプリを受賞。現在は、岩手県・紫波町に移住し、「地域おこし協力隊」を兼務しながら、創作活動を続けている。
『32歳。いきなり介護がやってきた。』を読んだ方から、メールやらSNSでのメッセージなどをちょこちょこいただきます。中には高校生の方からなどもあって、自分が特に届けたかった30代、20代を超えて10代まで届いているのが嬉しい。
— あまのさくや????初著書発売されました (@sakuhanjyo) February 14, 2022
「介護」という身構えを必要とするようなテーマだが、読み終わった今なぜだか胸が温かい。介護の大変さも、急な環境変化を余儀なくされる厳しさも、読んでいる時は胸が締め付けられ苦しくなるのだが、テンポの良い語り口調、優しいイラストでなんだか気づいたら癒されている。そして何より父のキャラクターが愛おしい。『認知症はみな不幸になる?』いや、どう見てもそこらかしこに愛が溢れているよ…」
「まだ若いのに背負わなければいけなくなってしまった介護に同情してしまいました。でも、読者にはあまり重くなく伝えていて、読んでいてホッとすることもありました。」
「タイトルを見た瞬間、他人事ではなさ過ぎてつい最後まで読んでしまった。親の介護しなければなくなった時のために、読んでおきたい一冊です。」
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