透明なルール 佐藤いつ子 (著) KADOKAWA (2024/4/24) 1,650円

10代のリアルな生きづらさに寄りそう、勇気がもらえる青春小説

中学受験国語で出題多数の小説、

『キャプテンマークと銭湯と』『ソノリティ はじまりのうた』の佐藤いつ子氏最新作!

平凡な中学生・優希は、クラス替えでたまたま「1軍」のグループに入れたものの、本当の自分を隠して生きている。

成績が悪いフリをするし、オタクなところは絶対にバレたくない。

クラスメイトの投稿に「いいね」をつけるかどうかも悩む。

そして家でも、生理用品を買ってと親に言えない・・・・・・。

「周りからどう思われるか」を気にするあまり、生きづらさを感じる優希が、

不登校ぎみの転校生やマイペースなクラス委員との心の交流を通じて、

自分を縛る<透明なルール>に気づき、立ち向かっていく。

教室の雰囲気やSNSの同調圧力に息苦しさを感じる全ての人に、勇気をもたらす爽やかな物語。
ーーー

★10代から共感の声続々★
「僕自身も、小学校の頃に同調圧力や連帯責任に疑問を感じたことから徐々に学校へといけなくなり、
悩み続けていた経験があるので本作の主人公の姿にとても親近感を覚えました。
自分自身の軸が決まらず、迷っている人にこの作品をぜひおすすめしたいと思いました!」

「ずっとわからなかった<自分のもやもやとした経験、思い、感情>の名前。
それにぴったりな言葉を知ることができました。
読み終わった時に前を向こうと思えるような、素敵な物語でした。」


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