知らなかった「キーンさん」がここにいる!
同時代のカワバタ、ミシマの話から「超大国日本論」、そして美味しい料理屋の紹介まで、本邦初訳の27編。
これらは、ドナルド・キーンという類い希な日本文学者が、アメリカの読者に向かって日本をどう紹介したかを示すとともに、アメリカがどんな時に日本について知りたいと思ったか、日本文化を理解しようとしたかを示す、もう一つの戦後日米文化史でもある。
【新刊入荷】
『『ニューヨーク・タイムズ』のドナルド・キーン』ドナルド・キーン、中央公論新社
ドナルド・キーンが1955年から87年にかけて『ニューヨーク・タイムズ』に寄稿したエッセイ27本を本邦初訳。https://t.co/7PTykQMRY1
3F 現代文芸評論
1F 話題書カルチャー塔 pic.twitter.com/X6CEVARDil— ジュンク堂書店池袋本店 (@junkudo_ike) February 8, 2022
著者について
ドナルド・キーン
一九二二年ニューヨーク生まれ。コロンビア大学、同大学院、ケンブリッジ大学を経て、五三年に京都大学大学院に留学。コロンビア大学名誉教授、アメリカ・アカデミー会員、日本学士院客員。文化功労者。勲二等旭日重光章受章。菊池寛賞、読売文学賞、毎日出版文化賞など、受賞多数。二〇〇八年文化勲章受章。一二年日本国籍取得。一九年没。主な著書に『日本人の西洋発見』『日本との出会い』『百代の過客』『日本文学史』『明治天皇』『ドナルド・キーン自伝』などがある。
角地幸男
一九四八年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。ジャパンタイムズ編集局勤務の後、城西大学女子短期大学部教授を務める。主な訳書にドナルド・キーン著『日本文学の歴史』『明治天皇』『渡辺崋山』『ドナルド・キーン自伝』などがある。
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