
仕事、結婚、男、子ども。すべて求めるのは罪ですか――。
昭和、平成、そして今を生きるすべての女性に捧ぐ、著者の新たな代表作。
第36回織田作之助賞受賞作 第161回直木賞候補作。
仕事、結婚、男、子ども……私はすべて手に入れたい。
欲張りだと謗られても――。
1960年代、出版社で出会った三人の女。
ライターの登紀子は、時代を牽引する雑誌で活躍。
イラストレーターの妙子は、才能を見出され若くして売れっ子に。
そして編集雑務の鈴子は、結婚を機に専業主婦となる。
変わりゆく時代の中で、彼女たちが得たもの、失ったもの、そして未来につなぐものとは。
渾身の長編小説。
『トリニティ』(新潮文庫)発売になりました。私が今当然のように受け取っているものは、先に生きた女性たちが格闘して獲得してくれたもの。書きたかったことのひとつはそんなことです。解説は梯久美子さんです。どうぞよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/6DyWsyZzZe
— 窪美澄 (@misumikubo) August 30, 2021
「高度成長期を経て現代に至るという舞台、女性の社会進出、3世代の登場人物等、前述した「みかづき」(森絵都)と共通する点が多いが、こちらの方が最終章まで重厚さを維持しているという点で、より優れていると感じた。」
「出版社の雑誌の仕事で関わりを持った3人の女性。イラストやライターとして仕事は別々であり、普段の関わりも薄いものの、昭和から平成にかけての時代背景とともに、女性の生き方を映し出していく。必ずしもハッピーエンドの終わり方ではないが、それぞれの人生を必死に生きた模様が、後半にかけて読み応え出てくる。前半が冗長すぎて、方向性が見えないものの、途中からは読みやすい。」
「50年前も現在もテクノロジーの差はあるけれど人間がする事はあまり変わらない。」
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